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東急、生活者起点で取り組むまちづくり「nexus構想」。第1弾は地域住民が自由に活用できる「nexusチャレンジパーク」

2022年4月 開業予定

nexus(ネクサス)構想

 東急は、多摩田園都市エリアにおいて、生活者起点で取り組む新たなまちづくり「nexus(ネクサス)構想」を始動する。

 同構想では、郊外における生活者起点での自由で豊かな暮らしを実現するために、住む・学ぶ・働く・遊ぶといった生活が自然や農と融合した「歩きたくなるまち(Walkable neighborhood)」を目指す。緑豊かな「田園」と職住近接型の「都市」の共存のため、同社が築いてきた行政や地域との関係性を生かした活動を展開。

 同構想の第1弾として、川崎市、横浜市の市境近辺にある虹ヶ丘団地、すすき野団地エリアに、バディとともにさまざまな実証実験に取り組む拠点「nexusチャレンジパーク」を4月に開業する。

 緑豊かな約8000m 2 の敷地内に、プランティオが手掛けるシェアリング型コミュニティIoT農園や地産地消マルシェなど、多目的利用が可能な空間を作ることで、地域住民が日常的に自由に活用できる場としても運営する。

 今後も多摩田園都市エリア内の複数にわたる対象地域において、「農と食」「資源循環」「エネルギー」「駅遠エリアのMaaS」といったサステナブルテーマを定め、実証実験や事業化を段階的に展開していく。

「nexusチャレンジパーク」全景イメージ