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4月7日開通の「気仙沼大島大橋開通記念プロモーション映像」。下部工建設から7年の建設過程をダイジェストで

2019年4月7日 開通

4月7日に開通した「気仙沼大島大橋」

 4月7日、宮城県気仙沼市と大島を結ぶ「気仙沼大島大橋」が開通した。この橋は、交通手段が船のみという大島と本州側の気仙沼を結ぶべく以前から計画されていたもの。2011年3月の東日本大震災により、大島が長時間にわたって孤立したことで、その必要性が大きくクローズアップ。大きく被災した気仙沼、大島、そして宮城県復興の橋として位置付けられ、2012年の着工から約7年で開通することになった。

 開通式などの模様は関連記事でお届けしたとおりだが、本記事では開通式で公開された「気仙沼大島大橋開通記念プロモーション映像」を紹介する。この映像では、大島唯一の交通手段であった大島汽船のフェリーの紹介、東日本大震災、そして2012年の着工からの建設の歴史が紹介されており、気仙沼大島大橋がどのような過程で建設されていったか分かるものとなっている。

 気仙沼大島大橋の走行映像も収められており、実際に訪れる際の参考にもなるだろう。ちなみに最後に登場するキャラクターは、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局仙台・宮城観光PR担当課長の「むすび丸」。

気仙沼大島大橋開通記念プロモーション映像
料金は無料。歩行者も15分~20分ほどあれば、歩いて渡ることができる