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JAL、百戦錬磨と業務提携/資本参加。民泊ダイナミックパッケージの拡充などを予定

2018年2月8日 発表

JALが百戦錬磨に資本参加し、包括業務提携を締結した

 JAL(日本航空)は2月8日、民泊サービスの百戦錬磨に資本参加し、両社で包括業務提携を締結した。JALの往復航空券と百戦錬磨の民泊プランをセットにしたダイナミックパッケージの販売(2017年4月~)で2社はすでに協業しているが、JALは訪日外国人の地方送客によって、百戦錬磨は民泊紹介サイト「STAY JAPAN」の運営を通じて、ともに「交流人口の拡大による地域活性化」という共通の目的を見出しており、本提携に至った。

 6月の住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行を控えて、地方の空き家や古民家、歴史的建造物などの遊休資産を民泊物件とすることで「観光による交流人口の拡大、新たな雇用の創出、文化財や自然資源など観光資源の保全」などを狙う。

 具体的には、高い観光ポテンシャルを持ちながら宿泊インフラが不十分な地域を選定し、その地域ならではのシンボリックな施設の開発や民泊の普及促進、イベント民泊の開催などを行なう。

 また、「JAL Guide to Japan」「OnTrip JAL」といったメディアを通じて訪日旅行者向けの情報発信を強化するほか、民泊ダイナミックパッケージの商品拡充や、訪日外国人向け国内線運賃のSTAY JAPANでの販売、Webサイト連携やマイレージ連携などを実施するとしている。

「エコツーリズム×民泊」などの商品開発を行なう予定