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洒脱なフレンチボーダー!Armor-lux(アルモリュクス)のタートルネックカットソーをレビュー!

約1年程前にレビュー記事を書いたArmor-lux(アルモリュクス)タートルネックカットソー。中途半端な気温となる春秋の端境期でも大好きなタートルネックを着られるということで重宝しています。

 

前回は最もベーシックな白無地を購入しました。たまたま店頭に置いていたものを手に取っただけだったので、その時は他を選ぶという考えもありませんでしたが、フランスのカットソーといえばやっぱりボーダーも気になりますね。結局、昨年の秋頃にセールで安くなっているものを見つけてもう1枚買い足しちゃいました。

 

色柄以外全く同じものにはなりますが、私イチオシのタートルネックカットソーを改めてご紹介します。どうぞご覧ください。

 

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アルモリュクスについて

1938年、フランス北西部のカンペールにて創業。当初は肌着の製造を行っていましたが、1947年にオリジナルブランド「Armor-lux(アルモリュクス)」を立ち上げ、現在に至るまでアイコンであるバスクシャツを中心としたカットソーを数多く手掛けています。「Armor」は海、「Lux」は光を意味しているそうです。

 

アルモリュクスの強みは生地生産から縫製までをフランスの自社工場にて一元管理している点が挙げられます。企画(デザイン)・生地・縫製・がそれぞれ別々ということも珍しくはない服飾業界において、生産に関わる全てを掌握して徹底したクオリティコントロールを行うことができます。母国フランスでは海軍や郵便局、鉄道をはじめとした公的機関の制服に採用されてきた実績がその信頼の証でしょう。  

 

フランスのカットソーといえばセントジェームス・オーシバル・ルミノアの御三家が有名で、それらと比べると日本での知名度には劣りますが、近年本格的な進出が始まり、セレクトショップでも目にする機会は徐々に増えてきています。ちなみに現在はジョンスメドレーと同じ代理店が取り扱っているそうなので、今後の展開にも注目ですね。  

 

アルモリュクスのタートルネックカットソーをレビュー

概要

ブランドのアイコンであるバスクシャツと同じ生地を使用したタートルネックカットソー。以前の記事でも述べていますが、なかなか見つからなかった「理想とするタートルネックカットソー」の条件を満たした一着です。

 

まずは素材感。ジャケットのインナー使いも想定しているので、あまりにもガシガシとした粗い生地はイメージと異なります。セントジェームスのウェッソンみたいな感じのやつです。春に着用することを考えると厚みがありすぎたり、起毛感が強すぎる生地も少し違いますね。その点本品はある意味で属性のない中庸な生地となっています。

 

また、ネックのフィット感も重要です。ニットだとそうでもないのですが、カットソーとなると首元が緩いタートルネックが多く見られます。個人的にはある程度フィット感の高い首回りが好みです。その他にもシルエットのバランスや袖口の仕様などいくつかのこだわりがありましたが、いずれの条件をクリアしています。1つ1つは決して珍しいディテールではありませんが、全部を満たすとなると意外と見つからないんですよね。

 

そんな「理想とするタートルネックカットソー」と出会えたわけなので私の性格からしてリピ買いすることは必然でしたが、今回はあえて無地よりも使い勝手の劣るボーダーを選んでいます。冒頭でも触れた通り、やはりフランスのカットソーといえばボーダーなので、そこを避けて通るわけにはいきません。セントジェームス、オーシバル、ルミノア、アニエスベー。どこも思い浮かぶのはボーダー柄ですよね。

 

本来ボーダーの持つイメージは「野暮ったい」「子供っぽい」「カジュアルすぎる」と大人の男性が取り入れるには必ずしもプラスに働かない要素を多く含むものの、フレンチボーダーに関してはその限りではありません。歴史的な背景や配色・配置の妙もあるのでしょうが、ともかく洒脱に見せてくれる不思議な魅力を感じられます。

 

今回選んでいるのは他ブランドではあまり見かけない配色。グラナイト×エクリュとなります。グラナイトとは花崗岩のことで、色味としてはくすみがかったダークグレーになるかと思います。エクリュは生成りですね。厳密に言えば違いますが、大枠だと無彩色同士の組み合わせとなるので、ボーダーの中でも比較的に色合わせに悩まされることはありません。同じ無彩色でもアニエスベーの白黒ボーダーのようにはっきりとしたトーンではなく、どちらもややぼんやりとした色味なので、色馴染みの良さという点でも優秀です。

 

強いて言えばグラナイトとエクリュの分量が逆だったら良かったかなとも思いましたが、シックな雰囲気もあるのでボーダーは少し苦手だなと感じる方にもおすすめですかね。大人が似合うボーダーといったところでしょうか。

 

ディテール

適度な厚みがあり、ふんわりと柔らかい質感が印象的なコットン100%の生地。とても優しい肌触りで思わず顔をうずめたくなってしまいますね。セントジェームスのウェッソンに代表されるようなガシっとした生地とは明らかに異なります。

 

左:アルモリュクス 右:セントジェームス

せっかくなので手持ちのウェッソンと横並びで比較してみましょう。ウェッソンの方が目が詰まっていることが分かるでしょうか。また、ボーダーのピッチはアルモリュクスの方が太めなようです。エクリュの黄色成分もアルモリュクスの方が多いように感じますね。

 

ネック高は約15cm。標準的な高さと思ってもらえれば良いでしょうか。首回りのフィット感はもう少し高い方が良いかなとも思いますが、ニットのような伸縮性はないので、頭を通すことを考えるとこれぐらいが限界なのかもしれません。

 

前回の記事では袖口がリブ仕様と紹介していましたが、よくよく考えると本体と同素材の天竺編みなのでリブではありませんね。ただ、先端付近で切替しが入り、そこから袖口にかけてテーパードがかかっているので、手首に多少のフィット感を得ることができます。バスクシャツは例外として長袖の袖口がだらんと開くのはあまり好きではありません。

 

袖口付近にはブランドイニシャルの刺繍が入ります。ボーダーだと無地ほどは目立ちませんね。

 

サイズ感とシルエット

身長173cm 体重65kg 標準体型の私が選んだのはサイズ4。

 

アルモリュクス製品は基本的にユニセックスで、サイズは1〜7ぐらいまでが展開されていて、サイズ4はメンズのS〜Mに相当します。バスクシャツのように1枚で着るならサイズ5を選んでいたかもしれませんが、タートルネックはあくまでもインナー使いなのでジャストのサイズ4にしました。(参考までにですが、セントジェームスのウエッソンはサイズ5を着ています。)

 

わずかに肩が落ちていますが、決してオーバーサイズではなく、身幅はボディラインを拾わない程度に適度なゆとりがあります。タックインでもアウトでも使える着丈もバランスが良いですね。

 

おそらく個体差だとは思いますが、前回と同じサイズではあるものの、袖丈がわずかに短いように感じます。画像は未洗濯の状態です。洗濯縮みが大きくでる生地ではないので、その後も丈が足らなくなったということはありませんが、少しだけ気になる点でした。

 

コーディネート

アウター:Jeanik(ジーニック)

カットソー:Armor-lux(アルモリュクス)

パンツ:ORTELO(オルテロ)

シューズ:CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)

 

デニムジャケットとグレースラックスを合わせたシンプルなコーデ。インナーにボーダーを持ってきたことで、洒落感のある適度なアクセントになっているかと思います。

 

コート:MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュロンドン)

カットソー:Armor-lux(アルモリュクス)

パンツ:BERNARD ZINS(ベルナールザンス)

シューズ:REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)

 

全体をベージュ系統でまとめたコーデ。ボーダー柄のトーンが柔らかいので、こういう色味の装いにも意外と馴染みます。

 

まとめ

昨年春に続き密かにリピ買いをしていたアルモリュクスのタートルネックカットソーをご紹介しました。やっぱりフレンチボーダーは洒落ています。

 

2月も後半に入ると最高気温が20℃に迫る日が増えるので、春の気配を感じる季節にはタートルネックカットソーは重宝しますね。個人的なおすすめはアルモリュクスになりますが、他のブランドでも取り扱い自体はあるので、端境期のインナーにお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

 

今回は以上です。




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