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季節を装う。FIVE ONE(ファイブワン)のネイビージャケットをレビュー!【完成編】

お馴染みのファイブワンで2月にオーダーしていたネイビージャケットとリネンスラックスを受け取ってきました。今回はジャケットの方のご紹介です。 

 

型やサイズ感は過去に作ったジャケットを踏襲しているので、大方のイメージはできていましたが、初となるモヘア混の生地は想像を上回る仕上がりでした。やっぱりモヘアは面白い素材ですね。では早速ご覧いただきましょう。

 

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ファイブワンのネイビージャケットをレビュー

概要

一見どこにでもあるようなオーソドックスなネイビージャケットですが、生地の選定にはこだわりました。春夏らしいモヘア混の生地は独特な光沢を纏い、シャリシャリとしたドライなタッチで清涼感を演出します

 

色味としてはパキっとしたネイビーではなく、赤みが抑えられて、ややくすみがかったダークブルーのようにも映りますね。ひとえにネイビーといっても様々な色相がありますが、この生地は春の陽気にも馴染むようなどこか柔らかさのあるネイビーです。

 

過去にオーダーしたジャケット同様にハウスモデルは「MBLS」を採用。太めのラペルと低めに設定されたボタン位置が特徴的で、いくつか用意されているパターンの中でもクラシカルな趣が強いモデルです。これからも基本的はこの型を使うことになるでしょう。

 

前回オーダーしたフォックスブラザーズのフランネルでは「がっしりと目が詰まっているのに柔らかい」と評しましたが、こちらは「ざっくりと目が粗いのに硬い」と真逆の印象を受けました。ただ、いずれもハリコシがあって仕立て映えする生地だという点は共通していて、芯材を極力省いた仕様でありながら、立体的なシルエットを構築します。

 

新品時点では生地の硬さが目立ち、正直着せられている感は否めませんが、着用を重ねながら自分にしっくりくる一着に仕上げていきたいところです。

 

ディテール

William Halstead(ウィリアムハルステッド)のウールモヘア。2PLYの平織でザラついた手触りが感じられます。混紡比率はウール70%モヘア30%とそこまでモヘアの割合が高いわけではありませんが、それでも光沢とハリコシの強さが際立っており、この素材の威力(?)を感じさせられました。モヘア70%とか100%の生地も稀に見かけますが着る人を選びそう。やっぱり30%程度が黄金比なのかもしれません。

 

近くで見るとネイビーだけではなく明るいブルーの糸も使われていることが分かります。よく目にするネイビージャケットの色味と少し違うのは異なる2色の糸で構成されているからなんですね。     

 

目付は320g/mと春夏生地としてはやや重めとなり、実際に着用するそれなりの重量感がありますが、上画像のように生地をかざすと透けて見えるのが分かるかと思います。2PLYの糸そのものが太いため、目付量に対して密度が低いためこのように目が粗く適度な隙間が生じます。そのため通気性に優れて蒸れにくく、ある程度気温が上がっても不快感なく過ごせそうです。まぁ、別に涼しいわけではないんですけどね。

 

ジャケットの顔となるラペルの幅は約9.5cmとやや広め、ゴージラインも低めに設定されており、クラシカルな印象をもたらします。  

 

美しいラペルのロールはファイブワン製ジャケットの大きな特徴ですが、ハリの強い生地のためかいつもよりもだいぶ立体的に仕上がっています。むしろ硬い生地が反発してロールしきってない感もあります。ここも馴染ませていく必要がありそうですね。 

 

襟裏の髭とフラワーホールは標準仕様。  

 

イセ込みがしっかりとした肩回り。肩パッドは省いています。袖付けはマニカカミーチャ(シャツ袖)にしていますが、硬い生地感もあり分かりやすいギャザーは入りません。  

 

生地の感じからしてシェルボタンや銀のメタルボタンも合いそうですが、あくまでもビジネス使いをメインとしたベーシックなジャケットを目指していたので、無難に黒の本水牛を選びました。  

 

袖のボタンは重ね4つボタンの本切羽。前回は並列でしたが、生地の雰囲気を見て感覚的に決めています。  

 

パッチ式の腰ポケットとラウンドカットの裾。光沢の強い生地だけに、スーツではなくジャケットで作るならカジュアルな要素を加えてバランスを取っておきましょう。  

 

裏地は奇をてらわずに表生地と近い色味のネイビーを選びました。もちろん素材はキュプラです。総裏にしようかとも思いましたが、暑さには勝てないのでやっぱり背抜きです。

 

サイズ感とシルエット

ベースとしては1年前に作ったグレージュのジャケットと同じですが、伸縮性が低い生地ということもあり、背幅とウエストを各1cmずつ広げています。店長さんのアドバイスでしたが、その通りにして本当に正解でした。モヘア混の生地は想像していた以上に硬く、幅を広げたにも関わらずむしろ以前よりタイトに感じる程です。まぁ、そこは時期に馴染むと思うので問題ではありませんが。 

 

時季からしてノータイで前も開けたままで着用することが多いかと思いますが、ハリコシの強い生地はボタンを留めずともメリハリの効いたシルエットきれい出ます。  

 

左肩下がりだという私の体型の癖にも上手く補正を行い、なかなか美しい背姿になっているかと思います。生地の特性もありそうですが、背抜きでここまできれに仕上げるのは流石。

 

 
 
 
 
 
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ちなみに福岡店のインスタでトップに固定されているこちらの投稿は私なんですが、補正前後の比較がされていて分かりやすいかもしれません。afterは前回のジャケットなのであくまでもイメージですが、今回もそれに近い出来です。

 

コーディネート

ジャケット:FIVE ONE(ファイブワン)

シャツ:メーカーズシャツ鎌倉

ネクタイ:FAIRFAX(フェアファックス)

パンツ:五十嵐トラウザーズ

シューズ:J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)

 

オーソドックなビジネススタイル。鮮やかなブルーのニットタイ、爽やかなサックスのシャツ、フレスコのグレースラックスとこれからの季節らしいアイテムで組んでみました。そういえばイガトラのフレスコもハルステッドでしたね。ザラつきのある生地感がよく合っています。

 

ジャケット:FIVE ONE(ファイブワン)

ポロシャツ:LACOSTE(ラコステ)

パンツ:YCHAI(イカイ)

シューズ:J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)

 

仕事だけではなく、休日の装いにも幅広く活躍するのがネイビージャケットの懐の深さです。同色のラコポロとホワイトデニムに替えて上品なカジュアルスタイルの完成。  

 

まとめ

春夏用としてオーダーしたウールモヘアのネイビージャケットをご紹介しました。受け取った翌日から早速活躍中です。

 

ここ最近はあまりなかったのですが、ちょっとだけ当初のイメージを外してしまいました。何というか思っていた以上にモヘアが強かった。ただ、それも良い方向での外れであって、今となってはこの独特な質感をしっかりと楽しめています。

 

言わずもがな出番が多くなることは間違いのないジャケットなので、ガンガン着倒して身体に馴染ませていきたいですね。(モヘアは硬い質感に反して摩擦に弱い生地なので本当に着倒しちゃダメなんですが・・・)

 

今回は以上です。        




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