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大阪へDEATH STRANDING STRANDS OF HARMONY WORLD TOUR を聴きに行く

DEATH STRANDING STRANDS OF HARMONY WORLD TOUR に行ってきた。

www.deathstrandingconcert.com

昨年応募した大阪公演のチケットが当たり、このコンサートのために大阪へ行った。

コンサート会場、グランキューブ大阪。

会場内のメインビジュアルパネル。ワクワクしながら着席し開演。

一曲目の「Don't Be So Serious」で一気に心を掴まれた。

『DEATH STRANDING』が発売されたのは2019年。それから6年以上の歳月が流れ、記憶も薄まっている。小説も読んだし、今はディレクターズカット版をプレイしているけれど、それでも意外と記憶から抜けているシーンがあるのだなと愕然としながら、映像を見て音楽を聴いていた。

心に残っていたのは、人との会話シーンより、サムが一人で雪山を滑ったり、リバース・トライクで沢を走る場面だった。僕にとって『DEATH STRANDING』は「繋がりを作る」というテーマにグッときた作品だと思っていたのだが、実際のところ、ゲーム性としての「物を運ぶ」という単純な作業にこそ面白さを見出していて、「繋がり」はその副産物としての要素だったからこそ楽しめたのだと気付いた。

繋がりは大事だ。でも、その繋がりを作るまでにやらなければいけない「物資を運ぶ」ことはサム一人でやらなくてはいけない。 その上で、『DEATH STRANDING』には「繋がり」があった。物資を運ぶのはサム一人だが、どこかには他のプレイヤーが立てた橋やリバース・トライクがあり、誰かの足跡がある。BTとの戦闘時には、誰かが血液袋を投げて助けてくれる。 そして、サムの側にはBBが居る。

コンサートは2部制で、第2部は『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の劇中曲だった。未プレイのため、ストーリーも何も知らないで曲を聴き映像を見ていたが、少なくとも戦闘シーンに関しては、前作よりも遥かにBT(?)の造形がパワーアップしていることがわかった。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』はPC版が3月19日に発売されるので予約した。プレイが楽しみである。

www.kojimaproductions.jp

意図的に情報を遮断して楽しみに待っていたが、公式サイトのキーメッセージだけはずっと気になっていた。

SHOULD WE HAVE CONNECTED ?

(日本語訳:筆者) 「我々はつながるべきだったのか?」 UCAの“その先”で、人と人とのつながりをめぐる心揺さぶる任務へ旅立とう。 サムは仲間たちを伴い、人類を絶滅から救うために新たな旅路に出る。 異界じみた敵や数々の障害、そして逃れられない問い ——我々はつながるべきだったのか?—— に取り囲まれた世界を進む彼らに、加わろう。

コロナによって分断された世界を経験した。そして最近のSNSの動向を見ていると、「そもそも我々はつながるべきだったのか?」という問いが出てくるのは、何の不思議でもなかった。

繋がらなかったほうが、お互いにとって良かったのではないか。今からでも訣別すべきではないか。そう思うことは、なくはない。

ただ、こうも思う。

繋がったという事実は消えない。そして繋がってしまった以上は、繋がったことを前提にどうにかするしかない。

その上で、決別か、さらなる繋がりか、どちらかを迫らなくてはいけないのだろう。

Ludvig Forssellの演奏、Nan Sathida、Yoshのボーカルも素晴らしかった。特にYoshのボーカルは、LOW ROARの原曲のテイストとは異なるものの、サム・ポーター・ブリッジズの映像と共に聴くには非常にマッチしていて、コンサートの世界観を強固に築いていた。

気がつけば、音楽そのものへの言及よりも、作品の世界観に関して感じたことばかりを書いてしまっている。音楽についての知見や解像度が低いと、こういうことになるのだなと思う。実際のところ、音楽に夢中になっていたというよりは、「音楽と映像が合わさった体験」に夢中になっていたという感覚の方が正確かもしれない。 ただ一つ言えるのは、たとえ新作の情報を知らなくても、音楽の知識が深くなくても、感じることは多くあったということだ。大阪まで来て本当に良かったし、もう一度ワールドツアーがあるなら、絶対にまた参加したい。

コンサートを終えて。会場から出たらまさかのLudvig Forssellが居て写真を取っていた。

2019年に『DEATH STRANDING』が発売された。 その後コロナになって密な接触が忌避され、人が接触できなくなった世界がやってきて、その後、人が接触できる世界に戻ってきた。

酒と飯 コメマルの「金山寺味噌のもろみバターご飯」。 コンサート終わり、大阪の友人に予約してもらって行った店。とにかく米が旨くて満足度が高かったのだが、さらに驚いたのは、店員さんが先ほどのボーカル・Yoshの知り合いだという話を聞いたことだ。あまりのミラクルに笑ってしまった。

とても良い一日になった。店を選んでくれた友人には感謝しかない。




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