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RP人狼の役作りに悩むあなたに捧げるArduino奮闘記 -基盤移植討死編-

前回からの続きです。

30年ぶりのはんだ付けチャレンジ

 はんだ付けに必要な機材は揃ったので、いよいよはんだ付けを始めることにしました。
 ただ、はんだ付けは中学時代に授業でやった記憶はあるものの、全く上手くできず、さらに火傷を負った思い出しかありません。

 そんな苦い思い出はありますが、RP人狼を成功させるためには避けては通れない道です。中学時代のトラウマごときで諦めたくはありません。

 とはいえ、はんだごてのコツや注意点はほとんど忘れており、ほぼ未経験に等しい状態でした。そこで、YouTubeを漁りながら、30年ぶりのはんだ付けに挑戦しました。

 まずは、購入したスターターキットに付属していたサンプル基板で練習です。パッと見た感じでは、思った以上にうまくできているように見えました。
 「これなら問題ないだろう」と安心し、サンプル基板での練習を切り上げ、本番のユニバーサル基板へのはんだ付けを開始しました。

サンプル基板での練習。できている…?
サンプル基板での練習。できている…?

老眼との戦い

 まずはLEDランプの端子をユニバーサル基板の穴に通し、はんだ付けを進めていきました。 しかし、ここで思わぬ問題が発生しました。

 「…穴が小さくて、はんだがどこに付いているのか分からない!」

 サンプル基板での練習時には気づかなかったのですが、ユニバーサル基板になると各パーツの間隔が狭く、ちゃんとはんだ付けできているのかが非常に見づらくなりました。

 一見、富士山型に綺麗に付けられているようにも見えますが、隣の穴に侵食してしまっているようにも見え、目を凝らしても判断がつきません。

ピンセットで基板を挟んで作業。悪戦苦闘中。
ピンセットで基板を挟んで作業。悪戦苦闘中。

 「…老眼か!?」

 確かに、最近細かい文字が読みにくくなったという自覚はありました。
 年齢とともに視力が衰えることは覚悟していたものの、いざ直面するとショックです。
 「正しくはんだ付けできているか確認できない」という問題は非常に大きく、作業が全く進まなくなりました。

 そして僕は観念しました。

 「これはもう、老眼鏡を使わないと無理だ…」

 今まで目を逸らしていた自分の加齢と向き合い、老眼鏡を買うことにしました。  ただ調べてみたところ、そもそもこういった細かい作業は(老眼云々に限らず)拡大鏡やルーペを使って作業をするべきものであるということで、ちょっとだけ安心しました。 ヨドバシ・ドット・コムには作業用の拡大鏡が販売されていました。拡大鏡には置いて使うタイプと眼鏡に取り付けるタイプがあるのですが、眼鏡に取り付けるタイプの方がはんだ付けの作業をしやすいのでは?と考えて、眼鏡取り付けタイプを購入することにしました。

 ただし、問題が一つ。通販だと配送に時間がかかるため、今日中には手に入りません。

 そのため、型番をメモして、急いで秋葉原のヨドバシカメラへ向かいました。

思わぬお宝発見

 ヨドバシカメラに到着し、無事にメガネ取り付けタイプの拡大鏡を購入できました。

 これで視認性の問題は解決できるはずと、少し安心しました。

 帰宅しようとしたところ、思わぬブツを発見しました。LEDテープライト です。

  • Lepro

 もともと基板にLEDライトを取り付ける予定でしたが、このLEDテープライト は、

  • ・両面テープで簡単に取り付けられる

  • ・リモコンスイッチで点灯消灯が可能

  • ・点灯色をスイッチで変えられる、点滅も可能

 という機能があり、なかなか良さそうです。

 拡大鏡を購入はしたものの、ハンダ付けがうまくいく保証はありません。ですので、最悪のケースとして、ハンダ付けが難航して結局基盤実装ができなかった場合の事を考える必要があります。

 その場合、ブレッドボードでの仮実装に戻さざるを得ませんが、その際にLEDテープライトを使えば、手動で秒数を数えるだけでも見栄えの良い演出ができるかもしれません。そう考え、保険の意味も込めてLEDテープライトも購入し、帰宅しました。

はんだ付けチャレンジ、討死

 保険を掛けて正解でした。  帰宅後、はんだ付けを再開しましたが、作業は難航を極めました。
 LEDランプのように端子が長い部品はまだ良かったのですが、抵抗器のように端子が短く基板の穴からわずかにしか出ない部品は、はんだ付けが非常に困難でした。

 22時過ぎに途中経過の検証として実施したLEDランプの点灯試験に失敗したことで、ユニバーサル基板への実装を断念しました。 さらに大変だったのは、ブレッドボードへの運用を戻すにあたって、ユニバーサル基板に半田付けした部品のはんだを溶かして戻さなければならなかったことです。はんだが溶けてもユニバーサル基板に部品がぴったりくっついており、基盤からなかなか部品が外せません。

 結局、3時間以上かかり、日付が変わる頃にようやく取り外しが完了。心身ともに疲れ果てた状態で、その日は作業を終えました。

 こうして僕は、ユニバーサル基板の実装に失敗しました。  ブレッドボードでの運用に不安を抱えながら、RP人狼の本番を迎えることになるのです。

次回「RP人狼本公演終了と振り返り編」に続く。




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