<裸の町><男の争い>
<日曜はダメよ><トプカピ>の名匠・ジュールスダッシン
代表作とは言われないが
<街の野獣>Night And The City

原題<ナイトアンドザシティ>で
ロバートデニーロでリメイクもされている
ま、
キャメラワークがいいね
主人公が街を走って逃げる逃げる
下手の路地から出てきて、通りを渡って、上手の路地に消えていく
ほんの短い尺だけど
これをFIX→移動→パンと
3通りのテクを駆使するんだよね
それがカッコイイ
また
構図いっぱいに3人の男のクローズアップを入れる
隙間なく3人の表情で埋め尽くされるカット
詰まった画がカッコイイ

物語は
ロンドン酒場「シルバーフォックス」で客引きをしているハリー・ファビアンは、いつも一攫千金ばかりを企んで大口ばかり叩いては、同僚の歌手で恋人のメアリーから金を巻き上げているゴロツキである。ある日、ハリーはいつもどおりインチキな手口で客引きをしていると、ロンドンのプロレス興行を仕切っているクリストの実父で、かつての名プロレスラー・グレゴリウスと出会う。巧みにグレゴリウスに取り入り気に入られたハリーは、一攫千金を狙ってプロレスの興行を計画し、「シルバーフォックス」の経営者であるフィルに出資するよう頼みに行くが、一笑に付される。そんなハリーに近づいて来たフィルの妻ヘレンは夫と別れ独立するので協力しろとハリーに迫る。
キャメラだけでなく
映画じたい面白い
ボクシングではなくプロレスっていのが
またイイね
フィルって男は
<黒い罠>のオーソンウエルズのように
巨大なデブなんだけど
なぜだろね
映画のスクリーンにデブって生えるよね
構図の中に、映画の中にデブって活きるよ
リチャードウィドマークもすごくイイよ
いかにもインチキ臭いんだけど
ズル賢いポン引き
その手口が巧妙でなかなか面白い
いつか成り上がることばかり考えているチンピラの男
だけど
その女は男がいつか改心してくれると願っている
ほかに真面目な男から求愛されているのに
なぜだろね、女はダメな男にいくね
一方
フィルの女房は旦那と別れることばかりを考えている
旦那と別れるチャンスがきて
大見得切って出ていくが
失敗して仕方なく旦那のもとに猫なで声出して戻ってくる
これも女だね
この男女それぞれ2カップル4人の芯があってこそ
この映画が面白くなっている
こんな面白い映画でも
日本では埋もれがちだね、残念だね、、、
