当時
「フランス映画史上最高の作品」と評したそうだ
ヌーヴェルバーグの連中が崇拝する
ジャックベッケルの
代表作であり遺作
<穴>
1960年

最初に
出演者であり
実際の脱獄犯が
観客に向って挨拶する
実話なのだ
実話の当事者が
挨拶して映画は始まる
脱獄映画の
フィルムノワールの
大傑作
<ショーシャンクの空>は
これに比べたら
幼稚な映画にすら思える
穴を掘る、削る
しつこくしつこく長回しで撮る
徐々に掘れてゆく
後ろで見つめているであろう
仲間の心境で
ついつい息を殺して
その様子を見守る
こういう粘りのある演出
そして
掘る音、削る音
緊張感を増幅する
シンプルで完璧な演出の数々
画も良い
アイデアのある構図
キャメラワーク
シネフィルを自称する者は
これを観ずには
自称できない