
見逃している映画が多く、迷った中からコレを選んだが、正解だった、、、「早くいなくなればいい」と思うほどだったダメ兄貴が死んだ、その骨を持ち帰るまでの4日間の話し、、、死んだ後に色んな人から聞いたり、遺留品の中から真実を知って、その人の自分の知らない一面を知るってプロットはよくあるけど、もちろん脚本もいいのだが、語りが巧い、セリフのないシーンの尺の長さなんか絶妙だ、それは理屈じゃないね、監督のセンスだね感性だね、、、泣いて笑ってハートが温かくなる一本、、、
子供がレストランのショーウィンドウのサンプルの前を動かない、家族が食べ終わった頃にやっと目の前に届くオムライス、嬉しそうに食べていると母親が「美味しい?」訊ねる、子供は「味は普通以下」と答えて「でも色がキレイだから選んで正解だ」と言う、とてもユニークな子だ、食べ物に美味しい以外の価値観を重視している、、、また別のシーンでは主人公がホテルの朝食の味噌汁にいたく感激する、ストーリーにまったく関係しないエピソードだが、このシーンは必要なのだろう、めんどうな実兄の死後の後片付けに来たのに味噌汁の一杯で幸福な瞬間を得る主人公、、、亡くなった男(主人公の兄)は焼きそばを作る際に付属の粉のソースは使わない、二種類のソースを調合するのだ、貧しい生活の中での贅沢であり、息子に美味しく食事をしてほしいダメ父親の優しい気持ち、、、食は映画なり!
逃げるように東北の小さな町に向かったのも、震災のあった土地での再挑戦、もしくは復興の何か少しは役に立ちたいともちょっと思ったのかもしれない、、、最初に思ったことはウソではない、結果としてウソになってしまったかもしれないが、その言葉を吐いたときには正直な気持ちだったのだろう、結果で異なればウソなのか?それとも本当にそう思ったのだからウソではないのか?人によって考えも違うかもしれないが、時にウソは助けにもなる、とくに子供の頃はそれによって窮地から逃れられると考えがちだ、妹を山車に使ったが妹を助けようとするウソ、そんなシーンもあるのだが、とてもいい、、、いちおうボクは孫に「隠し事があってもいいけど、ウソはダメだよ」と教えている(どの口が言う〜)、、、
4点 オムライス、トロイメライ♬、キリン、亀、タバコ、焼きそば、タキシード、清掃工場、図書館、穴の空いた靴下、バスローブ、柔道着、自転車二人乗り














