
ストーリー、、、大森に妻子を持つ石野貞一郎は丸の内にある大手繊維会社管財課の課長、部下である梅谷千恵子を愛人として囲い、西大久保のアパートに住まわせていた。12月14日夜、石野は見送りたいと申し出る千恵子と一緒にアパートを出る、人目もあることから千恵子より少し間を置き共に大通りへ出ようとしたところ、自宅近所の住民で、保険の外交員である杉山孝三に突然頭を下げられ、石野は反射的に頭を下げ返礼してしまう。帰宅後、妻子には渋谷で洋画の2本立てを観て遅くなったと巧く取り繕うが、その夜から杉山が自分の不審な所在(千恵子の件)を吹聴しないかと不安になる。2週間後、突然会社に刑事が訪れ、向島で起こった殺人事件に関する杉山のアリバイについて、石野は証言を求められる。しかし事実を証言すれば千恵子との関係が露となる恐れがあり、そうなれば家庭はもちろん会社においても醜態を晒し、部長職への出世すら危うくなる、こうして刑事、さらには検事、そして自宅に訪ねて来た弁護士と証言を哀願する杉山の家内に対しても「その時間には渋谷で映画を観ており、だいいち大久保などへ出向く用事はない」と頑なな姿勢を貫く。もはや杉山の死刑は免れられない状況となり、日に日に石野は苦悩が募る、千恵子を品川のアパートへ引っ越しさせるものの、やがて事態は収拾がつかない局面を迎える事となる。
恥ずかしながら初めての鑑賞、フランス映画の犯罪もののような、松本清張の原作だから間違いない、面白い、それぞれの演者がいい、それをしっかりと捉えるキャメラがいい、、、
1960年のキネマ旬報ベストテンでは本作で脚本賞(橋本忍)と主演男優賞(小林桂樹)を受賞しテンでは2位になっている、、、その時の1位が市川崑の<おとうと>で他に20位までに<悪い奴ほどよく眠る>黒澤明<笛吹川>木下惠介<秋日和>小津安二郎<裸の島>新藤兼人<豚と軍艦>今村昌平<日本の夜と霧><太陽の墓場><青春残酷物語>大島渚<花の吉原百人斬り>内田吐夢<女が階段を上る時><娘妻母>成瀬巳喜男<偽大学生>増村保造<女の坂>吉村公三郎<流転の王妃>田中絹代<血は渇いてる>吉田喜重、、、錚々たる日本映画史の巨匠たち名作たち、すごい時代、昔は凄かった、、、
不倫はダメよ、、、甘い香りも、いつかは人生を棒に振る毒香となる、、、








鎌倉から来て稲村ケ崎に差し掛かり左に海が開け遠くに江の島が見えるココは個人的に大好きな場所 ↓






