
某王国の姫君ご推薦の映画、正直なんの期待もせずに観たが拾いもんの一本だった!、、、導入部、自然の風景の中を列車が通り過ぎ田舎町の駅に到着する、フラッと家を出て行った長女が、ふらっと故郷に戻って来た、フフフ、女版寅さんだね、、、ちょうど桜の季節、春の訪れ、何かが始まる、そしてラストも桜、一年間という時の経過、その間に一家に何があったかのお話し、、、
釜石ラーメンというのは製鉄所の労働者に「早い、安い、うまい」ラーメンを提供するため細麺で、昔ながらの醤油味だそうだ、、、たびたびショットに映り込む「小川湯」のネオン看板、枯れゆく町をノスタルジックに感じると共に、主人公たちはその昔の良さを再現しようと必死になっている、ラーメンを通して描かれる失われた時とそこに留まる人たちの再生の物語、、、
3.11で母親が津波に襲われたのは自分のせいと悔やむ長女、墓参りのシーンに不覚にも涙がこぼれた、、、川を挟んでの確執の妹と姉の口喧嘩そして父親、とてもいいシーン、、、今関の作品はひさしぶりに見た、そもそも今関は8mm小僧、自分より2,3コ上だが、<アイコ十六歳>でのメジャーデビューは衝撃だった、、、そして、実刑くらって、それ以降音沙汰を聞くこともなかったが、こうやってまだまだいい映画撮れるんだね、エンディングのクレジットバックなんていかにも大林譲りの自主映画っぽい何の脈略もないサービスショット、嬉しくなるね、、、あ、それと妹役の女優さんのクローズアップでの眼の演技が良かった、もちろん主人公の長女役の子もいいんだけど、おそらくのんを当て書きしたんだろうな、のんが得意そうなそんなキャラだった、、、
3.5点、、、ラーメン、もらったメロン(寅さんを思い出す)、おでこの絆創膏、おんぶ、湯切りザル、指ツン、小川(コガワ)食堂、小川湯、「麵は細いが絆は太い、人情根性釜石ラーメン」












