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埋もれがちな傑作/遠い雲

 

レストア版なんだろうけど、ただ単に明るくするばかりじゃダメじゃん、昔の昭和の頃の白黒のテレビドラマを観ている感覚でのっぺりしている映像、、、しかしね、木下惠介だからね、いいね、駅とか汽車とかロングとかいいね、パンが巧いね上手すぎる、クライマックスの畳みかけ方なんて唸るよね、ちょっと成瀬の映画みている感覚にも陥るね、いいタイミングで雨が降ってくるね、音楽の入れ方とか何もかも巧いんだよな、、、デコちゃんはじめ演技陣もいい、、、

 

世間体と自由、、、本当はね、他人のことばかり気にしている世間なんてもんのことは全く気にせず、自分自身の望むとおりに好きなように生きればいいんだよ、コソコソ噂話の対象になったとしても好きな人と一緒になればいいんだよ、だけどね、けっきょくは毎日毎日静かに暮らしたい、そういう選択肢もあるんだよね、穏やかに暮らすのは理想だけど、そういう選択肢が穏やかってことなのかなぁ、それは分からんなぁ、、、いずれにしても、女性のとても複雑な気持ちを木下惠介らしく細やかに描かれた一本、、、

 

あらすじ、、、木下惠介監督、高峰秀子佐田啓二田村高廣高橋貞二、、、林野庁に勤める石津圭三は、北海道転勤のため、休暇をもらって東京から故郷の高山に帰って来た。彼は土地の酒屋豪商石津家の息子で、かつて同じ酒屋の娘寺田冬子と初恋の仲だったが、冬子は一寸した金のために市会議員の息子寺田敏彦と結婚、その上夫に死なれて一人娘絹子をかかえ、裕福な婚家に毎日を過していた。駅からの帰途冬子の妹野島時子に会った圭三は昔の想い出に胸迫り、昔冬子から借りたジイドの「窄き門」を手に深い吐息をもらした。そして翌日敏彦の命日、墓前で圭三は図らずも冬子に再会した。だが冬子の義弟の俊介が現われたので言葉少く別れた。東京へ帰る日が迫って来た一日、圭三は冬子とはじめてゆっくり会うことができた。丁度その留守、俊介は冬子と結婚の意志のあることを父に打あけ、仕事のために金沢へ発った。冬子と会った圭三も、子供をだく彼女の姿に、動いた心を淋しく諦めて家に来ると、北村という男が二人の間を暴露するといって強迫に来ていた。圭三は、身にやましい事は何もないといって追い返すが、母と兄幸二郎は圭三の気持を知り、冬子の父の彌吉のもとを訪れた。その時、冬子も北村によって圭三との間を義父母に暴露され、泣き伏していた。そこへ圭三の妹貴恵子が、一緒に東京へ出てくれという圭三の手紙をもって来るが、彼女は冷たくそれを断った。翌日、圭三は再び東京へ向うため、駅に来ていた。一度断ったものの、冬子は妹の時子に、「姉さんは自分の心に偽っている、行くのが本当よ」と激しくいわれ、意を決した彼女は圭三を追って切符を買った。だが丁度金沢から帰って来た俊介に駅で会った。「義姉さん行かないで……」という彼の言葉に冬子が思わず足を止めた時列車は発車した。遠ざかって行く列車の響きに切符は遂に冬子の手で破られた。こらえていた熱い涙が彼女の膝の上に落ちた。トンネルへ消える列車--朝霧に濡れたれんげ草の中に捨てられた「窄き門」……。やがてまた遠い雲と青い空の静な生活が冬子の上に戻ることであろう。(MOVIE WALKERより)

 

 




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