ウェスアンダーソンの好きな映画にコレが入っているのは意外な感じだが、、、実はロッセリーニではなく、ネオレアリズモの原点といえるルノワールの傑作、、、この作品で演出見習いだったヴィスコンティが自作<郵便配達は二度ベルを鳴らす>で挑戦し、その後ロッセリーニが世界中から注目され、それは再びフランスに還りヌーヴェルバークと化した、その後はアメリカンニュ-シネマへ、、、そういった一つの映画史の流れを作った一本、、、自称シネフィルなら観ておくべきだ、、、
ジャック・ルベールの原作をルノワール自身が潤色・再構成したシナリオを映画化。移民が多く人種のるつぼである南仏にやってきたイタリア人のトニは下宿 の娘マリーに好かれながらも、友人のぶどう園主セバスチァンの娘ジョゼファに恋をし、求婚する。しかし、彼の働く採石現場の監督アルベールが無理矢理に彼 女をものにし、彼らは結婚。その式の際中も悲嘆にくれるトニは、マリーとかりそめの所帯を持つが、ジョゼファに未練たらたらで、2年後、夫婦互いに浮気を して破局を迎えた彼女と改めてヨリを戻す。ジョゼファは結婚する前から彼女といい仲だった従弟のギャビーと共謀し、セバスチァンの遺した農園の利益を独占 するアルベールから金を取り戻そうとして、彼を殺してしまい、その現場にたまたま居合せたトニは彼女と逃亡を図るのだが……。浮気性の女を激しく愛したば かりに倫落する純情な移民男への共感いっぱいに、ルノワールは得意のロケ撮影でほぼ全篇を通し、南仏の生命の輝きを見事フィルムに封じ込めることに成功し ている。単純で明快で奥深い、〈男〉のメロドラマの傑作だ。ジョゼファが蜂に刺されたのをいいことにトニを誘惑する場面の官能性は特に見もので、スペイン 移民たちの奏でるギターの哀愁のメロディも印象深い。(UNIFRANCEより転載)
輪廻、、、冒頭とラストのつながりが見事!
やっはりルノワールは、素晴らしい!
















