
スペンサートレイシーのデビュー作であり(いいツラ構え)、ハンフリーボガートの2作目であり(色男ぶり)、フォードの初期の代表作のひとつ、フォードはこんな映画も撮っているんだね、マイケルカーティス的なコメディ要素も含んだいわゆる「シラノドベルジュラック」のような男の友情と女との三角関係の物語、、、、、目を見張るようなショットや面白いキャメラが見られるわけでもないが、いい仕事をしている演者たちに大いに救われている、、、
ものがたり、、、破獄の名人セントルイスと彼の相棒ダンネモラ・ダンは共謀して破獄したが日ならずして再びベンソナタ刑務所に逆戻りしてきた。セントルイスは同じ囚人仲間のポップ親爺の崇拝するスター・ピッチャーでベンソナタ・ティームの主将であった。セントルイスは獄中で過失致死罪で刑期を勤めているスティーヴ・ジョーダンと肝胆相照らすに至った。スティーヴが女囚のジュディーと恋におちているのを知ったセントルイスは両人を結婚させる事に努めた。スティーヴは刑期満了と共に出獄して故郷のニュー・イングランドの母のもとに帰った。フロスビーという詐欺師は彼が前科者という弱点につけ込み彼を利用して無価値な株を村人に売りつけ大金儲けを企てた。ジュディーからこの事実を聞いたセントルイスとダンは兄弟分スティーヴ危うしとばかりにたちまち破獄してニュー・イングランドへ急いだ。それは刑務所野球リーグ戦の1週間前の出来事であった。フロスビーは悪事にかけてはセントルイスとダンの2人組の敵ではなかた。1日のうちに村人及びスティーヴの母がフロスビーに巻き上げられた金は各自の手に無事に戻り、両人は使命を完全に果たし、いい気持ちで貨物列車に乗り込み、懐かしのベンソナタ刑務所に戻った。その時既にリーグ戦は開始されベンソナタ軍はピッチャーの不振から3点をリードされていたが、セントルイスの勇姿が構内に現れるや応援団は盛んなる歓呼の声をもって彼を迎えた。(映画.comより)





