
凄い映画だ、、、ボクの中では埋もれていた渋谷実の傑作、、、小津を意識している風なところがあるが、今回は妻を亡くした父と一人息子、結婚を許さない父親、ここらが小津とは真逆でパロディのようで面白い、そんな冒頭から引きづりこまれていく、、、笠智衆、津川雅彦、倍賞千恵子、伴淳三郎、有馬稲子、石濱朗、山村聰、滝沢修、佐藤慶、佐野浅夫、岩崎加根子、芳村真理、上田吉二郎、、、
あらすじ、、、酔っぱらい同士の喧嘩の仲裁に入った息子が頭を打って死んでしまう、息子の婚約者と共に悲しみに暮れる父親だったが、婚約者のお陰で少し明るさを取り戻したときに、よりによって息子を殺した男と婚約者が出来てしまう、それを知った父親は怒り狂う、、、「犬畜生にも劣る!」「売女ね!」
感情の起伏の激しいドラマ、、、のほほんとしたコメディタッチから、転調して深刻なストーリーへ、そしてしんみりして、それでもやはりコミカルで、ときにフィルムノワールの雰囲気もあり、最後は怒りと悲しみに満ち溢れて、喜怒哀楽のすべてを含んだその展開ぶりに心がかき乱される、、、
こんな笠智衆見たことない、、、酔っぱらいぶり、酒乱ぶり、そして女の首を絞める笠智衆なんて見たことない、、、
ストレスから解放されるための酒、何か嫌なことを忘れたいための酒、ただただ酔うための酒、、、いい酒、良くない酒、嬉しい酒、悲しい酒、楽しい酒、そして怒りの酒って、酒にも喜怒哀楽があるんだね、、、で、何かあれば、「みんな酒の上のことです」「酒のせいです」悪いことをやってしまったら都合よく酒のせいにする、そして一方で誰かが(息子やカナリアのように)死んだり、傷ついたりしている、、、
やはり酒は、楽しく、綺麗に呑みたいねえ、、、
















































