キャンカーに乗ったり、ローカル線に乗ったりという行為は、ちょうどこういう境界の辺りをウロウロしている感覚があります。そこから一歩踏み出せば、自然の中に入っていく、その手前にいる感覚です。
自然を身近に感じるとも言えますし、どっちつかずで中途半端とも言えますが、自然と距離を置くことはせず、なるべく多くの時間を自然と寄り添えるような生活をしていきたいものだと思います。
さて、自然の中を走ることの多かった長い旅の記録も、いよいよ最後です。
甲府駅の周辺散策を終え、列車に乗り込んだのは出発の5分前。ホームに残っていたかみさんと小僧は、すでに特急ワイドビューふじかわの自由席をゲットしていました。空席もあったので、シートを向かい合わせのボックスにして寛がせていただくことにして、14時36分、甲府駅を発車しました。

【3つ並びの建物の右端2階で食事をしたわけですね】
車内では、駅ビルで購入したスイーツをいただきました。桔梗信玄餅生ロールです。

【クリーム+餅です】
スポンジ部分はフワフワで、クリームもなめらかな舌触りでおいしかったです。ただ、ホームでの待ち時間が長かったせいかぬるくなってしまっていて、ちょっと失敗でした。食べる時は冷やして食べるのがおいしいと思います。

【下部温泉を過ぎた辺りです】
波高島駅を過ぎた辺りでは、建設中の中部横断道の姿が見えました。横断道ができると便利にはなりますが、身延線にとっては強力なライバルになりそうです。我が家にとっては、どちらも大切な移動路になるので、うまく共存してくれるといいのですが。

【今はR52に頼っている状態ですからね】
身延駅から先は、ふだん車で山梨・長野方面に行くときに利用する県道10号線とほぼ並行して走りますので、おなじみの景色を電車側から見るという楽しみになってきます。

【内船というこの駅名も読めないですよね】
対岸を見ると、何度もくぐっている国道52号線の切久保洞門が見えました。こうしてみると長いですね。

【洞門って、不思議な雰囲気がありますよね】

【こうして見ると、巨大な建造物ですね】
こうして、雨が降って流れが増して、その流れが削って作ってきたのであろう山沿いの線路を、川に沿ってクネクネと進んでいきます。

【カーブの先が見えるのが楽しい】

【いつもとは逆の角度から見ています】
そして、芝川の辺りで、再びいつもの景色に遭遇。いつもは、この右側の道から向こうに見える踏切を渡り、朝霧高原に抜けて行きます。

【写真の右に行くと、タケノコ王の店があるはず】
東海道本線に入ると、由比、蒲原地区では、海沿いを走る線路のすぐわきに山がせまってくる地形に出会います。このあたりは『東海の親不知』と呼ばれるさった峠があるところで、線路が敷かれているところも昔は海だったように思います。
海の際まで山が連なり、それがそのまま海へ落ち込んでいる地形なので、東海道は山の中を進むようになっています。その中の峠をさった峠と呼び、富士山を見る名所となっています。
海の近くに700mほどの山が連なっているので、海風がこの山にぶち当たると雨雲ができることが多く、まれにこの地域だけ豪雨になることがある場所です。

【浜石岳という山がありますが、ここも富士山を見る名所です】

【記念に切符をもらいました(*'▽')】
今回は特急2本を使い、1泊2日の旅程でしたが、頑張れば鈍行のみで1日で回ってくることも可能です。楽しみはまたいずれ・・・

というわけで、明日からは16~18日に行った群馬の旅の報告を始めます。