日経平均が最高値を更新し続けて、とうとう5万円を超えました。
日経平均株価反発、終値は1088円高の5万1307円 最高値更新 - 日本経済新聞
バブル最高値では3万9千円ぐらいでしたから、それを大幅に上回ります。10数年前は1万円ぐらいだったのが5倍になったわけで、日本株を信じてこれまで投資をしてきた人は報われましたね。
一応注意点としては、日経平均は構成銘柄の株価平均で計算されていることで、今回は特定の銘柄の株価が上がっていることで日経平均が押し上げられているという状況があります。特にAI関連銘柄が値上がりしているみたい。
危うい日経平均5万1000円、押し上げ役一部に集中-最高値にもリスク - Bloomberg
ただ、よりなだらかになりやすいTOPIXもバブル期を超え、過去最高値を更新していますから、全体としては日本の株式市場は調子が良いのは事実です。さらに言えば、S&P 500も、FTSE 100も、なんなら新興国株式も調子がいいです。良くないのはインド株ぐらい?
要するに世界的に株高の状況になって、投資家界隈は活況を呈しているのが現状です。証券会社も儲かっているようです。
今年ももう11月が見えて、もう1年が終わりそうですが、振り返ってみると、私のお金の本が出版された3月下旬のタイミングでは、トランプ政権の関税政策で世界中が大混乱になっていて、世界的に株価が暴落しました。「こんな下落タイミングに本を出すなんて、ついていない」なんてコメントも見かけました。
私は本の中でタイミング投資を推奨していませんでしたし、タイミングに関係なく投資を継続する心の持ちようを紹介していたので、「こんな時だからこそ、私の本を読んでもらうとありがたいな」と考えていました。
結果として、その後2か月ぐらいで株価は元の水準に戻り、今となってはみんな下落を覚えていないぐらいまでの高水準となっているので、いるかどうか分かりませんが、今年の下がった時期にたまたま私の本を読んで投資をした人は、年間で20%以上の含み益を得ているのではないかと思います。
私が情報商材を売っているなら、「ここで利益が出たのは私の洞察力のおかげ!」みたいに、過剰に自分を売ろうとするはずですが、繰り返しですが、タイミング投資は暇潰し以外では私は本の中で推奨していないので、結果として利益が出ている人には、「今年はかなり調子が良いけど、ずっとこのまま続くか分からないので、引き続き投資を継続しましょうね」と、穏当なことを申し上げるに留めるようにします。
そうそう、本題ですが、タイトルもある通り、その私の本が重版されました。恐らく、今日ぐらいから書店に重版分が配本されるようです。
株価がめちゃくちゃ下がる時期に出版された本が、株価がめちゃくちゃ上がっている時期に重版となるのは、著者としてちょっと面白いです。出版社目線で考えれば、今が売り時ではありますよね。
書いていて思い出したのですが、「著者が資産2億円なんて嘘だ」なんていうコメントも見かけました。
私は本の中で、20年ぐらい前からインデックス投資的な感じの投資をコツコツとし続けていて、理論的には同じことを続ければ他の人でも同じように資産を築けたという、再現性のある話を書いていたので、私の資産が2億円あるかないかは、実は本の質とはあまり関係ありません。中身は大分地味なことばかりで、正直言ってこれを全部できればお金が増えて当然という内容です。
当然ながら、私は、というか我が家ではその後も投資は継続しているので、その他の個人投資家の皆さんの傾向と同様に、資産は2億円どころかもっと増えているのが現状です。正直、もう仕事をしなくていいかなと思い始めるぐらいで、世の中への課題感が急速に失われ、ブログの更新が滞る状況になっています。だいぶ、人間としてマズい気がする。子どもに悪影響がありそう。
ただ、私が現在やる気を失っていても、私が1年以上前に、幻冬舎編集者の羽賀さんから、「topisyuさん、これ盛り込んでください!」「私はこの話を読みたいです!!」と熱意を持って掘り下げて頂いて書いた私の本にはまったく影響はありません。確実に、金融リテラシーが低い人をある程度まで押し上げるだけの内容は含まれています。
狭く深く掘り下げた話ほど、普遍的な共感を生む:telling,(テリング)
為替や金利やインフレが株価に与える影響や、海外で仕事をすることや、株価の乱高下での心の持ちようなんていうことも書いていますので、今のこの時期だからこそ、響く人も多いんじゃないでしょうか。
個人的には、私は我が子に読み聞かせることも一つの目的としていたので、お子さんや社会人なり立ての親族・知人にプレゼントするのにも適した内容だと思います。
まだ読まれたことのない人は、ぜひ、お近くの書店でお買い求めください。2000円弱は高いと思うかもですが、400ページ弱あって、中身は詰まっているので、その価値はありますよ!