UTMFでつらかったこと3選
もう時系列に追いながら書くことはほぼ不可能なのでテーマを絞って書くようにしよう。最初からネガティブなテーマだけど、100マイルの距離になればつらいのが当たり前なのでつらかったことは勿論盛沢山。今回のUTMFでは個人的にどんなことがつらかったかをプレイバック。
【ジェル摂れない&フラスク臭い】
50km過ぎたころから胃がムカムカし始め、ジェルが全然食べれなくなってしまった。それまでは1時間おきにジェルを取りつつ、最初のエイドではバナナも摂った。

一つ目のエイド、富士宮の様子。
この時点ではまだまだ元気なので、トイレに並んで水入れて、バナナ食って、そそくさとエイドは出た。しかし、コース変更が直前にあったため、ここから次エイド麓までが天子山地を迂回したコースに。走りやすい林道やロードに変更になったので、これは完走確率あがったなあと喜ぶ部分もあったが、ここから徐々にジェルがなんかまずく感じてくる。甘いの好きなのに、甘いのばっかりなジェルが受け付けなくなってくる。。。ジェル食べたくない!

えーっと、ジェル系、これだけ用意したんですけど。結局食べたのはマグオンバナナ2個、メダリスト2個、ando3個、プロテインバー1個。なんてこった。食べれないとなるともちろんエネルギー補給ができないのに加えて、これらを小分けにしてザックに背負っているので、めっちゃ重い。ザックが重いのは補給食が結構重いから。食べれないのにただただ重い荷物を背負っているというとてもつらい状況。なのでドロップバックを受け取れるところでジェル系は保険分の2,3個を除いて全部置いてった。その代わり食べれそうなものをザックインした。柿の種とかミックスナッツとか。その辺は、もしかしたらこうなるかなあというのも予測してドロップバックに入れておいてよかった。めちゃくちゃ荷物は多くなるけど、無いと入れれないけどあれば入れれる。しかも、この状況がまだ残り100km残っている状況で陥ってしまったときたもんだ。もう胃がムカムカしつつの山パートに入ってからの落ち込みぶりに、さすがにもう感想はやばいかなと思ったのもこの頃。一晩目は結構絶望感に押しつぶされそうになりながら進んだ。あ、あとジェルはそこそこ高い。こんなに金かけたのに食べれず、次のレース予定は安達太良だから、それまでに期限切れるジェルもあるし、ってなんて考えた「追いつらさ」がつらい。
そしてソフトフラスク臭い問題。
今までそんなに感じたことなかったんだけど、やっぱり長い時間となると気になってくるのか、特に終盤、ソフトフラスクに入れた水のゴム臭がすげえ気になって臭うだけで気分が悪くなった。入れた水がまずい。これはつらかったなー。今後の対策としてはプラスチックボトルに変える。これに尽きる。
【エイドまであと何キロ問題】
これ、トレイルの大会ではあるあるだと思うんだけど、レース中次のエイド早く来いという思いから、ボランティアの方々にあとどのぐらいでしょう?と聞いたりすることがあるんだけど、その回答が思うてたんと違う時、実際の距離とはだいぶ違う時、つらい。今回そのあるあるが中盤過ぎて忍野エイドまでの時に起こった。
2日目の土曜日は日中なかなか良い天気になりましてね。富士急エイド出てちょっと復活したものの、そこからの20㌔弱は暑さとの戦いでもあった。大会前少しだけサウナ&サウナスーツで暑熱順化対策してたのと、日よけ&冷感タオル持参でなんとか乗り切れていたのだけれど、前述の通りフラスクの水がくせえってなってたし、早くエイドにコーラが飲みたくて飲みたくて仕方がなかった。
やっとこさ忍野エイド前最後の山を下り切ってロードに出たとき、誘導のボランティアさんが、「エイドまであと残り3.5kmぐらいでーす」との声。ああ、もうすぐだなあ、上りもないしロードメインだから頑張ろうと思ってガーミンの距離見ながら進んでいった。そこから、住宅街の裏、小川のそばの不整地を淡々と進むようになるんだけど、そこから1㌔ぐらい過ぎたところの道路との交差点にいた警備員の方だったかな、暑くて記憶があいまいだけど、そのおじさんが「エイドまであと3km~」って。ん?さっきから結構進んだと思うんだけど。。。ま、しょうがない。もうほとんど歩きそうなペースで小川の横の小道を進む。
ん?
だいぶ進んだけど、いつ小道終わんの?
もうすぐ3㌔だけどエイドが見えん。周りのランナーもちょっとざわついてる。「忍野エイドそろそろじゃ。。。」ですよね、もうすぐのはずですよね。小道が終わりかけそうになってもまた小道。おいおい、エイドはどこだ。もう距離にして3㌔になるけれども!もうくさい水もなくなりかけてるよ。。。
つらさメーターMaxに。

(チャーリーさん、すみません、写真お借りします)
しばらくして、半べそで進んだその先に、桜の花の咲いている忍野エイドが見えた。いや、しばらくしてって、もう結局5㌔ぐらい進んでないか。エイドが見えた時もやはり周りがざわついたよ。「忍野エイド遠いな!」って。はあ、富士山きれいだけどさ、暑いし、水無いし、疲れたし、つらいっす。精神的にも肉体的にもつらい時間だった。
(追伸)
忍野エイドで楽しみにしていたコーラが切れていて半狂乱状態になった。
【意外と心を折るポイントが多かった】
- 序盤、夜中につづら折りのアップダウンが繰り返されたところ
- 下りが急な上に滑りやすいグリップの効きにくいサーフェイスなところが多かった。
- 終盤の木段のくだり
- 杓子山前後、偽ピークとか岩場とかの上り下り
- KAIの選手と入り乱れて登らされた急な登り
- 夜中進軍中、後ろについてくる人のヘッドランプで酔う
あ、コース内いろんな山があったのだけれど、全然どこがどの山だか覚えられていない。なのでコースでどこがつらかった説明しにくい。詳しく調べてもいかなかったし。さらに完走から時間経っちゃったし。山多すぎ。
それぞれの山ごとに特徴はあるのだけれどね。UTMFはロードが多いから、コース的にイージーな100マイルだとは言ってもつらいもんはつらい。夜中、目線の先にずっと九十九折って上っているヘッドランプを見れば、ああ、また登りかよ!、あんなに登るのか。。。などつらくなるよね。序盤の九十九折りは頻繁に道端で座り込んだし、もう完走やばいと思ったポイントだった。
あと下りがね、意外と急な上に平な路面が多くて、下る技術のない僕は常にブレーキをかけざるを得ない走りでつらかった。杓子後の急な下りとか、あれ雨降ったらここもやばいよね。トップ選手がどう下ってるのかすごく興味が湧いた。
さらにはKAIの選手たちとのランデブー。UTMFの我々はもう満身創痍なんだけれども、そこにきてKAIの選手が続々と来るから、道譲ったりなんだりでマイペースが保てずつらかった。
最後に夜間の山の中、後ろの人のヘッドランプの揺れに酔って気持ち悪かった。一人になりたかったけど、ボリュームゾーンゆえに人が途切れることはほぼなく、譲り譲られのやりとりはストレス。。。
と、まあ、こんなところがつらかったところです。
いろんなつらいことはあったけど、何よりも大きなけがなく終えられたのはとても良かった。今回挙げたつらい点なんかは、もっと経験積んだり、練習を積めばもっと改善されていくものばかり。がんばれ自分。
【おまけ】
ゴール後、着替えテントの中が猛烈に臭くてつらかった。