以下の内容はhttps://tomo1961.hateblo.jp/entry/2026/03/23/183000より取得しました。


64歳、年金間近の田舎者が振り返る車遍歴 [No.2026-052]

私は山々に囲まれた信州伊那谷という田舎に暮らす、年金受給を間近に控えた64歳です。

ここいらのような田舎では、車やバイクは「足」そのもの。私もご多分に漏れず、16歳で小型二輪、18歳で限定解除して中型二輪(当時の一発試験は燃えましたね!)そして同じ時期に普通免許を取り、それ以来ずっと何かしらを転がしてきました。

 

今日は、私のこれまでの愛車遍歴を振り返りつつ「車と出費の意外な関係」について書いてみました。

 

青春の光と影:マークⅡから「4万円」のパブリカへ

18歳で免許を取ったものの、学生の身分ではしばらくバイクが相棒でした。初めてのマイカーを手にしたのは20歳の時。同じアパートのお兄さんから格安で譲り受けたのが、当時でも相当型落ちだったトヨタ・マークⅡGSSです。
これ今持っていれば数百万から一千万円の価値があるのでしょうが、当時は二束三文で流れていました。

1900ccのDOHCエンジンはパワーがあって、アクセルを踏み込むたびに若かりし心は躍ったものです。しかし、そんな蜜月はたった1年で終了。友人に貸したところ、まさかの単独事故で廃車に……。呆気ない幕切れでした。

 

次に乗ったのは、中古車屋の軒先で4万円!で売られていたトヨタ・パブリカトラック1300。マフラーが腐って爆音を響かせていましたが、「新品に替えて名義変更も込みで4万でいいよ!」という店主の熱意に押されて購入。

これが意外にも大正解でした。当時持っていた数台のバイクを荷台に載せて河川敷へ遊びに行くには、これ以上ない相棒だったのです。

 

「FFかぶれ」の時代:サニーからカローラFXへの転向

就職してからは心機一転、日産・サニーB11を新車で購入しました。親に一括で払ってもらい、利息なしで返していくという「田舎の親子あるある」のパターンです。……まあ、半分くらい返したところで踏み倒してしまったのは、今となっては苦い(?)思い出ですが(笑)。

 

このB11サニーは初のFF化で評判は今ひとつ。私自身もすぐに物足りなさを感じ、車検を待たずに乗り換えを決意します。サニーに乗っていた頃、私のバイブルとなっていたのが黒沢元治さんの著書『無敵のFF車運転テクニック』でした。

すっかり「FFかぶれ」になっていた私が次に選んだのは、AE86の兄弟車であるトヨタ・カローラFX(AE82)。86と同じ名機4A-Gエンジンを積みながら、FF特有のクイックな挙動が楽しめる最高の一台でした。しかし、7年目に入ったある日、逆走してきた飲酒運転の車に正面から突っ込まれ、愛車は全損。幸い命はありましたが、愛車との別れは突然やってきました。

 

「10年の壁」で見えた、車にかかるお金の真実

カローラFXを事故で失った際、保険の賠償金額(イエローブック準拠の中古車相場)を見て、あることに気がつきました。車を6年や7年で手放すのは損なのではないか?ということです。

 

購入価格からの値下がり幅を考えると、中途半端な時期の買い替えは出費がかさむばかり。計算してみると、

「一台に10年以上乗り続けないと、トータルのコストは下がらない」

という結論に、自分の中では達したのです。

 

それ以来、私の車選びと付き合い方はガラリと変わりました。

  • 日産・アベニール(12年)

  • 日産・セレナ

  • トヨタ・アイシス(12年)

  • スバル・WRX(中古で買って6年の現在13年車)

特にアベニールとアイシスは12年みっちり乗り倒しました。こうして一台を長く愛することで、新車を買う時の心理的・経済的ハードルがぐっと下がり、結果的に生活を圧迫せずに好きな車を楽しめるようになったのです。

 

ちなみに私は今まで一度も車購入でローンを組んだことはありません。サニー以外は全て現金一括払い。

 

「買い替え」か「延命」か:10万円で100万円を浮かす知恵

今の日本車は本当によくできていて丈夫です。

私の経験上では、だいたい8万キロくらいまでは大きな故障はなくほぼノーメンテナンス。その後8万キロから10万キロあたりで、ブレーキ、オルタネーター、ウォーターポンプといった主要部品にガタが来始めます。ここが運命の分かれ道。ここで「あぁ、故障が増えてきたから買い替えよう」となるのが一般的ですが、私は「延命一筋」です。

 

例えば、妻が乗っている日産・ノート(E12)
走行8万5千キロを超えたあたりで、電動ファンや足回り、ブレーキディスクの交換が重なりました。費用はトータルで15万円ほど。これを高いと見るか安いと見るか。

最近の軽自動車でも新車なら200万円近くする時代です。15万円のメンテナンスで、あと数年安心して乗れるなら、それは立派な投資ではないでしょうか。このノートも気づけば新車から12年。まだまだ現役で頑張ってくれています。

 

まとめ:愛着を持って「長く乗る」という贅沢

現在、私がメインで乗っているスバル・WRXは、7年前に中古で購入したものです。初年度登録からはもうすぐ14年になりますが、これまで故障らしい故障はオルタネーターの交換一回きり。その際、僅かに異音が聞こえていたパワステポンプも予防整備として一緒に交換し、費用は約10万円でした。

「13年落ち」と聞くと古臭く感じるかもしれませんが、しっかり手入れをしていれば、その走りは今でも色褪せません。むしろ、電子機能だらけの最新の車にはない「操る楽しさ」が詰まっています。

 

結局のところ、車を頻繁に買い替えて最新技術を追うのも一つの楽しみですが、一台の車に愛着を持ち、適切なメンテナンスで延命しながら長く付き合うことが、最も経済的で、かつ「車愛」を感じられるスタイルなのではないかと、私は思い込んでいます。

ほんとにこういう考えが正しいのか?には絶対的な確証はないのですが。

 

年金生活を前に、これからも今のWRXを大切に転がしていきたい。そんなふうに思う今日この頃です。皆さんも、今の相棒をもう少しだけ長く、可愛がってみませんか?

このブログについて知りたい方はこちら
 




以上の内容はhttps://tomo1961.hateblo.jp/entry/2026/03/23/183000より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14