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株価評価、間違っていませんか? [No.2026-011]

これは去年の写真。今の信州伊那谷は乾燥しきっていて霜柱も立ちません

今回の衆議院選挙では自民党が大勝し、選挙翌日の日経平均株価は大きく上昇しました。

先週あたりから市場では「自民勝利」を織り込みつつ上げてきており、結果が「大勝」だったことで、月曜の寄り付きでドカンと上げた――情勢に対する動きとして見れば、これはごく自然な値動きだったと思います。

 

ところが今朝、何気なくXのトレンドを(ビュワーで)眺めていて、少し首をかしげる現象に気づきました。

 

2009年から2012年の民主党政権時代について、
民主党政権時代に株価が上がり始めていた」
と主張するポストが、複数見られたのです。

 

例えば、こんな内容です。

自民党圧勝で積極財政が期待って何故だろう?
自民党過半数だった1993年までにバブルが弾けて株価は下落。
底を打って上がり始めたのは民主党政権になった2009年から。
連立政権だけで株価は上がった」

 

一方で、こんな真逆の主張もあります。

「どアホの民主党政権時は8,000円台。」



日経平均株価は過去データが完全に残っている指標です。
都合の良い解釈がいくつも成立するような話ではありません。

つまり、どちらか(あるいは両方)が事実を誤認していることになります。

 

では、実際のところはどうだったのでしょうか。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/46641?page=1

 

結論はシンプルです。

民主党政権期(2009〜2012年)日経平均は、一時的に1万円台を回復する局面はあったものの、政権末期には8,000円台まで下落し、全体としては「低迷期」でした

 

その後、2012年末に発足した安倍政権下で、金融緩和・財政出動・成長戦略(いわゆるアベノミクス)を背景に、日経平均は2万円台、さらにはそれ以上へと上昇していきました。

 

民主党政権時代に株価が上がった」という評価は、少なくとも長期推移としては事実とは言えません。では、なぜこのような誤認が生まれるのでしょうか。


正直なところ、他人の頭の中はわかりません。
ただ、自分なりに考えてみると、次の2点はあり得るのではないかと思いました。

1.スマホ表示のグラフによる錯覚

スマホで見る株価グラフは、時系列が強く圧縮されがちです。
「どの政権の、どの時期なのか」を意識せず眺めると、
上げ下げの因果関係を簡単に取り違えてしまいます。

 

2.「こうあるべきだった」という思い込み

事実よりも先に
民主党は良かったはず」
「自民はダメだったはず」
という結論が頭にあり、そこに数字を無理やり当てはめてしまう。
これは誰にでも起こり得る落とし穴です。

 

本当の理由はわかりませんし、ここまで書いたことも私の推測に過ぎません。

ただ、過去の株価のように客観的な数字が残っている事柄ほど、「印象」や「語られ方」だけで判断するのは危険だと感じました。

グラフをきちんと確認すれば一目でわかる事実であっても、思い込みや断片的な情報によって、全く逆の評価になってしまう。これは怖いことです。


今回の一連のポストを見て、数字やチャートを正しく見る習慣と、自分の認識を疑う姿勢の大切さを、改めて自分自身に言い聞かせた朝になりました。

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