今回は和歌山県・太地(たいじ)に行くのだが、高崎→(50min.)→東京→(2.5h)→新大阪→(4h)→太地とブッ続けで電車に乗るのも辛いので、新大阪で小休止がてら淀川区にある瑞光寺さんに来てみた。大阪は東京から3時間弱で着くし、行きづらい場所ではないのだけれどなぜか来たことがなかった。
瑞光寺さんは小さいながらも歴史が古く、なんとあの聖徳太子が建てたと言われている。本尊さんは十一面観音さんだそうな。
だ、普段神社に行くことが多い管理人がなぜ寺院にきたかというと…前々から見たい見たいと思っていた「雪鯨橋(せつげいきょう)」を見るためだ。
さて、雪鯨橋とは何なのかといえば、鯨の骨で作った橋である。Wikipediaさんによれば、鯨の骨でできた橋というのは日本でここにしかないらしい。どうも、管理人は
狩猟や漁業に関連の深い神社仏閣が気になるのかもしれない。
というわけで、こちらが雪鯨橋。
やはり骨なので風雨で劣化してしまい、現在のものは6代目に当たるそうだ。北海道沖で獲れたイワシクジラの下顎骨と扇骨(人間でいう肩甲骨)、そして南極海で獲れたクロミンククジラの脊椎を使用していると書いてある。
そして、先代の欄干だった骨は…


壁際に普通に並べられている!盗まれたりしないんだな。案外治安いいな大阪!(案外って言うなシバかれるぞ)ちなみに、山門も鯨の骨である。
でも、そもそもなぜ殺生が禁じられている仏教の寺院に鯨の骨が?とおもって調べてみると…
「昔ここの偉いお坊さんが不漁つづきのの哀れな漁民に
泣き付かれて一度は断ったが根負けして祈祷をしてあげました」♪
さぁ!コーヒールンバの節に乗せて歌ってみよう!
(オイコラΣ(’・д・))
まぁコーヒールンバはさておき、だいたい発端はそんな感じ。
行脚をした先で大漁祈願の祈祷を頼まれたお坊さんは、初めは「仏様の教えに背くことになりますから、魚や鯨が獲れるようになどと祈祷はできません」と言っていたらしい。しかし、貧しく飢えた様子の村人を放っておけず結局は祈祷をすることとなった。
するとなんと鯨が獲れたではないか!昔は「鯨一本 七里が賑わう」「鯨一疋 八郷潤す」etc(つまり一匹水揚げすれば7つの里(or8つの郷)が一度に食料や収入を得るほど)と言ったそうで1匹獲れれば村人はずいぶん助かったことだろう。
さて、これを調べていて管理人は知ったのだが…この僧・潭住さんが行脚で訪れた村こそ、これから行こうとしている和歌山県・太地だったのだ。なんという偶然だろう!
しかも、太平洋戦争で焼失し、しばらくは架かっていなかった雪鯨橋が復活したのは
太地町の協力あってのことだという。なんだかテンション上がって来た!
というわけで今回はさっぱり切り上げて、明日以降に備えます!