朝7時50分起床。油断してモタモタしてしまう。朝食を食べていると、ジャージ姿の娘がでかける準備。学校は休みだけど、部活があるとのこと。朝から頑張っている。
掃除とゴミ出しをしてから、僕も出かける。仕事の予定はあったものの、いろいろ事情が変わり、出先には行かず、メール作業などをすることに。駅に向かって歩いていると、犬の散歩をしている方とすれ違う。と犬が急にくるくるとその場で回り出す。何だろうと思ってみていると、連れていた飼い主が慌ただしくビニール袋を取り出す。犬はそこで用を足し始めた。なるほど、回ったのはその合図だった様子。
それから新宿御苑に。これから春にかけて、混雑が予想されるのか、入口が仕切りのポールなどで動線の確保をしていた。しかし年間パスポートを持っている私には無関係なこと。
いつもの場所に敷物をしきつつ、ややメール作業。それから人から教えてもらった「おーづせんせい」という小津安二郎が映画監督をする前に、1年間だけ学校の先生をやっていた時期をまとめた本を読む。実際の出来事を物語仕立てで書いた本、既存のルールに囚われず、子供たちとのびのびと過ごし、学ばせる姿は、とても清々しい。教えてくれた人が、小津調と言われる50mmレンズのローアングルは、子供たちから見た目線で、それはこの1年の学校の先生の頃に培われたものではないかという指摘は興味深い。あっという間に読み切ってしまい、ふーっと深呼吸。
そういえば、地点の舞台公演がちらほらあるようなと調べてみたら、まさに今、京都で上演されていた。観たかったなぁ。というか、タイミングがあえば行こうと思ったのだけど、今週は無理だった。作品も劇場もカフェも魅力的。次回、タイミングがあえば、観に行きたい。
で、時々、仕事諸々。急な連絡や、今日でなくても良いのではないかという連絡などに対応。とはいえ、ほどほどに。それから少し新聞を読む。オウム真理教信者による地下鉄サリン事件から30年。それ関連の記事を少しばかり読む。サリン事件後、20年近く後遺症に苦しみながら、お亡くなりになってしまった妹さんについて語る男性の記事に言葉も出ない。当事者にとっては風化できない事件。
新宿御苑は日差しが出て気持ちが良く、太陽のもと、ゴロゴロしていたらそこそこ日焼けした。夕方五時を過ぎても陽は結構たかく、なんだか一気に陽が延びた気がする。
帰宅して、筋トレしつつ、教えてもらった俳優の近藤正臣さんのドキュメンタリー「妻亡きあとに~近藤正臣 郡上八幡ひとりぐらし~」を観る。長年寄り添った奥様がお亡くなりになった後の一人の生活を撮影したドキュメンタリー。まず、お二人の関係の深さに圧倒される。そして、近藤さんの人柄か、周りの人たちが適度な距離で声をかけてくれて、飼い猫も寄り添う。お一人になってしまった当初は、元気がなかったとのことだけど、徐々に元気になり、家のテラスの木になっている柿を獲りにくるはぐれ猿を気にかけつつ、「少し欲が出てきた、食欲がでてきて、もう少し生きてみようと思う」と語る言葉にホッとする。さらに、歳を取り、お漏らしをしてしまうことがあって、でも、それを「新しい体験だから」と、歳を取ることを受け入れるだけではなく、楽しんでいることがすごいなぁと感服。
9時過ぎ、そろそろ布団へ。

