今週読んだ絵本です。

「こすずめのぼうけん」
作:ルース・エインズワース
訳:石井桃子
画:堀内誠一
(福音館書店 1976年4月1日 月刊「こどものとも」発行/
1977年4月1日「こどものとも傑作集」第1刷)
巣のなかの小さな小さな子すずめ。
傍らにはお母さんすずめが優しく寄り添っています。
この物語は、子すずめがお母さんに飛び方を教わって、
初めて飛び立った日の出来事を描いています。
小さな子すずめが、目いっぱい羽を伸ばし、
思いっきり胸を張って顔を斜め上に上げ、
今にも飛び立とうとする姿がとても可愛らしい画です。
羽をパタパタしていたら上手に宙に浮かぶことができた子すずめ。
お母さんすずめは近くまでと言っていましたが、
なんだかどこまでも飛べそうな気がして、どんどん先へ。
巣から飛び立った子すずめの目に映る世界は広くて美しく、
そして行く先には、ちょっと困ったことや心配もあったりします。
「初めて」の経験がもたらす喜びやドキドキを
美しい自然の風景とともに、優しく描いた作品です。

