今週読んだ絵本です。

再話:伊東三郎
画 :堀内誠一
(福音館書店 1967年11月15日 新版発行)
わずか20Pの作品。
言葉の数もごく少な目です。
原っぱの真ん中の、小さい農家に生まれた真っ黒い仔馬が主人公。
お話は、ちょっと辛くて切ない、
けれど予想外の人物が終盤に登場して、
可哀そうなブランキーを救います。
堀内誠一さんの印象的な画が、
物語のあどけなさや素朴さや悲しみ、
そして温かみを
柔らかな色合いとタッチで表現しています。
表紙絵は裏表紙絵とつながっていて、
読み終わったのちにぜひ
見開きで見ることをおすすめします。
すると、ちょっと幸せな気持ちになります。
お話の展開が意外なものだったので、
原作の出自が気になったところ、
これもまた本作の思いがけないところに、
さり気なく記載されていました。
「この絵本の原作はフランスのフレネ学校幼児グループ協同創作です。」
なるほど、子どもたちの自由な発想によって生み出されたのかと腑に落ちた作品でした。
