今週読んだ絵本です。

「わたし」
文:谷川俊太郎
絵:長 新太
(福音館書店 かがくのとも絵本
1976年10月1日かがくのとも発行)
見開きの、向かって左側のページに「わたし」
となり、右側にページには「わたし」を形作る相手の絵が描かれています。
ピンクや赤や黄色といった、元気な色づかいで
明るい印象のイラストです。
「わたし」は表紙絵のおかっぱ頭の女の子。
最初のページで、わたしの隣に立つのは同じ年頃の男の子。
こんな文章が添えられています。
「わたし」
「おとこのこから みると おんなのこ」
先生からみると生徒、おばあちゃんからみたら孫、
絵本は、わたしの隣に立つ様々な人、時には犬のごろう
にとって「わたし」がなんなのかを次々に描いていきます。
「わたし」ってなんでしょう?
絵本を読んでみると、改めてそのことに行き当たります。
ひとりの「わたし」がいろいろな顔を持っていることも。
「わたし」からみた「わたし」は?
これが一番わかっているようでわからないものかも。
そんな時は、この絵本のように
わたしの隣に立つ人側からの目線で
「わたし」を見てみるとよいかもしれません。
意外といい奴だったり、
案外したたか者だったりするかも?