以下の内容はhttps://tokinoakari.hatenablog.com/entry/2025/10/20/065803より取得しました。


【今週の絵本】私も話してみたい。

当ブログではアフェリエイト広告を利用しています

今週読んだ絵本です。

f:id:tokinoakari:20251010070831j:image

「ウマと話すための7つのひみつ」

作:河田 桟

偕成社 2022年10月 初版第1刷)

どんな秘密が?気になる。

そもそも話せるのか。

 

作者の河田桟さんは1964年神奈川県生まれ。馬飼い・文筆業、とあります。馬飼い、という職業が日本であるんだ。2009年に、馬と暮らすために与那国島に移住されています。

作者のあとがきによると、与那国島には、ほぼ野生状態で生きる馬たちがいるそうです。作者の相棒となった馬も、野生の生まれ。長い時間を馬を愛し馬と共に過ごしてきた方が、実体験から得た秘密が、この作品には詰まっているのです。

 

シンプルで素朴な線で描かれた馬の姿は、単純なのに馬の動きや、その時々の馬の感情を的確にとらえています。黒い一本の線で描かれた輪郭と、薄いベージュ色に体を着色しただけなのに、ページをめくるたびに登場する、おこったり、のんびりしたり様々な感情を見せる馬たちは、とても生き生きしています。

 

「馬語のひみつ その1」では、体の部分から伝わる馬の気持ちについて紹介。

まずは「馬の耳」。これがかなり表現豊かです。平常心、安心、不安、怒り、馬は耳の動きでこんな感情を表しているのです。

「馬の耳に念仏」という日本のことわざがありますが、これはもしかしたら人間の勝手な思い込み、馬をあんまりよく知らないひとが作ったものかもしれないですね。こんなに表現豊かな耳なら、唱えた念仏に心が込められているかどうかまで、本当は聞き分けているかもしれません。口だけの念仏なんて聞いてもつまらないから、馬耳東風を決め込んでいただけなのに、人間のほうがそれに気づいていなかっただけなのかも。

「馬の鼻」が表す言葉もいろいろあります。鼻の穴を大きく丸く広げたときは、気持ちが高ぶったとき。気持ちがいいときは、鼻の先をもぞもぞ動かして伸ばしていくのだそう。気になるにおいを嗅いだときの顔は、顔面崩壊していて愛嬌たっぷりです。

 

まだひみつの1つ目のはじめの2つしか紹介していませんが、それだけでも実に多彩。

読者はきっと、7つ目のひみつを読んで本を閉じるころには、実際に馬に会ってみたいと思うようになっているんじゃないかな。

本当に馬に会った時に、どう接すればよいのかもちゃんと書かれていますので、しっかり最後まで読んでから会いに行ってください。

 




以上の内容はhttps://tokinoakari.hatenablog.com/entry/2025/10/20/065803より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14