今週読んだ絵本です。

「パンダのソフトクリームやさん」
作:小川かなこ
幼児絵本シリーズ 2才~4才むき
(福音館書店 2024年6月5日 第1刷発行)
2才でも4才でもないけれど、パンダもソフトクリームも大好きなので読んでみました。やっぱり可愛い。こんなお店があったら、大繁盛ですね、きっと。
兄妹パンダのとんとんくんとらんらんちゃんのお店は、ソフトクリームやさん。案の定、ページを開くと、お店の前はパンダの大行列。こんな行列があったら、この行列を見るために集まるお客さんもいっぱいいそうです。
パンダだけの世界かと思ったら、次のページでは茶色のくまくんがお店にやってきます。くまくんのリクエストは「はちみつのソフトクリーム」なのですが、お店にははちみつが置いてありません。さて、どうなるのでしょう。三匹が思いついたのは・・・
青空の下で繰り広げられる三匹のはちみつソフトクリーム作りには、ドキドキワクワクが詰まっています。後始末が大変そうですが、私もこんなソフトクリームをこんなかたちで一度は食べてみたい?かも。後始末なんて考えてしまうところが、人生経験の成せる余計な技でしょうか。
パンダもソフトクリームも、そしてくまくんも、永遠のアイドル的存在、と思っている私には楽しい絵本でした。お話のなかに登場する「ささのソフトクリーム」も食べてみたいなぁ。
可愛らしくて伸び伸びとしたイラストのことも少々。なかでも目を引かれたのは青空の塗り方でした。どのページも、場面の広い部分を使って青空が描かれているのですが、青い絵の具でしっかりと、縦横斜めに太めの筆運びを残して塗られています。筆の動きも色の濃淡も、自由で、綺麗に整然としていないところに、こんな描き方もありなんだと改めて気づかされました。
