以下の内容はhttps://tokinoakari.hatenablog.com/entry/2024/06/17/053926より取得しました。


【今週の絵本】ざしきわらしと動物園と

当ブログではアフェリエイト広告を利用しています

f:id:tokinoakari:20240507144926j:image

今週読んだ絵本2冊のご紹介です。

 

1「なんか ひとり おおくない?」

  作:うめはら まんな

  ★第39回 

  日産 童話と絵本のブランプリ絵本大賞

  B L出版 2023年12月15日 第1刷発行

なんかひとりおおくない?

Amazon

 

子どもたちが夏休みに集うのは

田舎にあるおじいさんの家。

その家は、分厚い藁ぶき屋根の

大きな古い木造家屋。

昭和の趣を湛えた佇まいのその家は

今ではとても珍しいものです。

 

何世代にも亘って受け継がれてきた

人びとの思いの詰まったその家なら

なにか不思議なことが起こっても

全然おかしくない雰囲気があります。

 

作者のうめはらまんなさんは、

多摩美術大学在学中から銅版画を始め

文具デザイナーを経て

イラストレーターとして活動しながら

絵本作家を志した方。

本作品も銅版画で描かれています。

 

現在を舞台にしたお話ですが

セピア色をベースにした紙面に

モノクロの繊細な線で丁寧に描かれた絵が

いつの時代なのか今なのか昔なのか

分からなくなる錯覚をもたらします。

 

立派な天井の梁や太い柱、

板張り床の木目の一本一本が

温もりを感じさせて味わい深く

大きな家に包まれているような

奥行きを感じます。

私にはこんな古い家屋の記憶があり

その感触が一気に蘇ってきましたが

もしかしたら

一度も経験されたことが無い方にも

どこか懐かしさを感じさせてくれるのでは

と思わせる臨場感があります。

 

こんな家屋にはきっとなにかいます。

このお話で登場するのは、

あどけなくて可愛らしい座敷童

子どもたちがかくれんぼをしたり

イカ割りをしたりする場面を

よーく探してみると、

甚平を着て大五郎カットをした

小さな子どもがひとり、楽しそうに

他の子ども達に紛れ込んでいる様子を

見つけることができます。

 

長閑な日本の温かさを感じる絵本でした。

2「ねこのオーランドーの動物園」

作:キャスリーン・ヘイル

訳:こみや ゆう

好学社 2023年8月10日 第1刷発行

 

原作はねこのオーランドシリーズの一作として

1954年に原題「ORLANDO'S ZOO」

というタイトルで発表されています。

私がこのシリーズをご紹介するのは

二作目になります。

前回の作品では、

オーランドは裁判官になりました。

tokinoakari.hatenablog.com

 

今回の作品では、オーランドーは

何者にもなりません。一般猫のまま。

 

奥さんのグレイスと、

三匹の子猫たちパンジー

ブランシュ・ティンクルと一緒に

お客様たちのおもてなしで

大忙しの数日間が描かれます。

 

発端はジャングルに住む親せきのトラ、

リリィおばさんからの手紙。

ジャングルは暑いしハエは多いし

大変なことばかり、休暇を取りたいので

オーランドー一家を訪ねるというのです。

そこから始まる物語は、

一見ハチャメチャでドタバタ

荒唐無稽に見えますが

なんと楽しいこと!

数々のアクシデントに見舞われますが、

オーランドーや家族の機転によって

その困りごとを次々解決していきます。

 

たくさんの動物たちが登場するのですが

みんなニコニコ大満足の休暇を

取ることができました。

どんな動物たちが登場し

どんなアクシデントが起こったのか

物語を読んでお楽しみください。

 

イラストは白黒のページと

カラーのページが半々くらい

少しくすんだオレンジ色やブルーが

レトロな雰囲気で印象的です。

それぞれの動物たちの

感情豊かな表情やコミカルな動き

子猫たちの可愛らしい姿も

のびのびしていて夢がありました。

 




以上の内容はhttps://tokinoakari.hatenablog.com/entry/2024/06/17/053926より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14