人の食い道楽ってのはどこまで果てないもので。河豚の卵巣を糠漬けだの、猿の脳みそだのと限りがありません。今回わたしが食したのはジャコウネコが発酵させたコーヒー、コピ・ルアクです。
あーはい、あれですよあれ。奇食珍食に属しますよ。ジャコウネコが食ったコーヒー豆が胃腸を通って排泄物になったやつですよ。
最初に「ジャコウネコのうんこに残ったコーヒー豆を飲んでみよう」とか思ったのだれなんでしょうね。少なくともケチだったことは確かだと思います。
つーかジャコウネコのうんこだってどうして分かったんでしょうか。あれですか、数々のうんこに残った豆を飲んでみてジャコウネコのやつが一番だって判明したんですかね。
あんまし考えてるといやになるのでやめましょう。ちなみにコピ・ルアクですが、珈琲問屋さんで売ってます。ドリップパックコーヒー800円。

人生で1回くらい試してみるのにちょうどいい値段ですね。裏っかわはこんなかんじです。

どこにでももっていけるので、わたしは旅行先で飲むためにもう1つ買いました。
中身のドリップパックは上が閉じられてて、慌てものでも飛び出させない気遣いがされています。

ドリップパックコーヒーをセットしたところです。さすがにこのレベルだと浅入りの豆とかは入ってないですね。

お湯を差してみましょう。

パッケージ開けた瞬間から、芳醇なコーヒーの香りがたちこめます。これがまさしくコーヒーの正道だ、と確信できるフレーバー。まあコーヒーの中ではかなり異色ですけど。
味はまろやかで微かな酸味が感じられます。豆の感じはわりと深煎りですけど、酸味が保たれてるんでしょうか。
そして不思議なのは少しムースのようなねばった感じがすることです。ほんとにかすかなんですけど。いままで飲んだことない感覚でした。
話の種に1回くらいは飲んでもいいんじゃないかと思います。年末年始のぜいたくにいかかですか。