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丸美屋のマーボーと自作麻婆の諸問題

麻婆豆腐。吹き出しに「ぬーぼー まーぼー」日本人はレトルトを使うことに後ろめたさがあるようです。

レトルトならず、冷食、惣菜、リメイクなどすべて自作でない料理は卑怯であり手抜きであるという思想がどこかに横たわっています。

ことの是非はここでは言いませんが、わたしは丸美屋のマーボー豆腐が好きです。
自作で作れるかどうかといえば豆板醤を使って作ることはできます。

料理教室で貰ってきたレシピで作るからまず間違いはないでしょう。美味い。

ひき肉と万能ねぎと豆板醤と甜麺醤と中華だしとゴマと豆腐と水溶き片栗粉を使い炒め煮込みごま油をたらして仕上げたマーボー豆腐は美味です。

しかし、丸美屋の味とは違います。
丸美屋のマーボーの再現を自作のみでやれと言われたら、不可能でしょうとしかいうません。

ですから私は丸美屋のマーボーレトルトを買って作ります。ひとえに丸美屋のあのレトルトも好きだから。
レトルトや冷食というのは、家庭で一から再現できるわけでもなく、さりとて街のレストランや高級シェフとも違う、チェーン店のそれとも違う美味があります。

多分セントラルキッチンと大量の食材を緊密なレシピで仕上げた料理を、家庭の火力も何もかも違う台所で作るというところに味の非再現性があるのでしょう。

冷食なぞは温めるだけではありますが、温め方が違うというより、おそらくチェーン店のそれより人件費と場所代がかからない分コストが掛けられます。

かといってチェーン店が全て劣るかというと、そうでもないから面白いもんで。
一度ラーメンの出汁を作ってみたことがある人ならわかるでしょうが、大量に作るとそれだけで美味が発生します。

1人分のスープを作るより、10人分のスープをこしらえたほうが美味い。

まず材料が多くなるしその分出汁もよく出ます。

多くなれば材料同士の絡み合いもまた複雑に発生するのでしょう。レトルト、冷食やチェーン店の旨さというのはそういうところにあると思います。
じゃあ家庭で一から作る料理は劣るかといえば全く違います。

やっぱり一からちまちま手をかけて作る料理は別格の美味しさ。

まあ、材料費をかけられるというのと、材料の刻み方や火の通し方に各人の個性が出てくるからでしょう。

亡くなった祖母は手間と暇と金をかければどんな料理もうまくなるという持論をもっていたが、家庭料理の旨さは手間と暇にあります。

そして、時間こそ今現在奪われつつあるコストであり、家庭料理以外の否定はおそらくかつてあったのんびりした時間を奪われたという怒りなのかもしれません。

※再掲のため投げ銭は遠慮します。さいきん遠慮ぱっかしてるな。




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