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コーヒーそれぞれ

袋からシャベルでトレイに出てきた焙煎したコーヒー豆。吹き出しには「コーヒー豆は 焙煎して すぐ飲みたい」わたしの住む街はいろいろと雑です。駅前で東◯卍リ◯ン◯ャーズのレプリカ特攻服を着たおばちゃんが歩いてるくらいには。きっと子どもが買ってきたの見て、若い頃を思い出したんでしょうね。そりゃ連載終わらされるわ。影響でかすぎ。

そんな街ですが、喫茶店はないのに自家焙煎のコーヒー豆販売店が5軒くらいあります。というわけでわたしも買って飲んでると、たしかに喫茶店に行くのが馬鹿らしくなります。

自宅で飲んだほうが安くて美味しいですからね。

たとえば、以前話題になったスイーツ店でコーヒー1杯1800円ってのがありました。まあコーヒー豆には100グラム7000円超えってスペシャル高い商品もあります。ブルーマウンテンで、なんか農園で採れたとかいうコーヒー豆ですね。

値段が高くても理由が分かれば納得はします。しかしその1800円のコーヒーは説明がなにもなし。せめてブレンドとかアメリカンくらい書いといてほしいもんですがそれすらなし。1800円するのに。

そんなわけで、ちょっと小洒落たカフェでも豆は確認します。

わたしも「たまにはプロが入れたコーヒーを飲むのも悪くなかろう」と思うんですよ。

豆の品種と産地はちゃんと書かれています。そしてなんかすごいよく分かんない器械でウルトラ超すごい人がコーヒーを淹れてくれるそうです。へー。

1杯1200円です。

もちろんブログのネタにしようとおもって飲んでるのでいいことにします。

コーヒーが来ました。

「口当たりはすっきりしていて、残る後味はコーヒーの旨味。持ち帰ってゆっくり飲みたい、優等生コーヒー」などとえらそうなことをメモってあります。

結構気に入ったので、コーヒー豆を買うことにしました。

100グラム2500円です。高い。

でもまあなんか御高説があるからいいか。

そして最後に気がついて訪ねました。

「このコーヒー、焙煎日いつですか?」

店の人はいいました。

「今年の4月です」

わたしは自分の舌なんか一切信用するもんかと思いました。なにがスッキリした口当たりだ。

しかし買った豆を返品するわけにもいかないので、帰宅してドリップで淹れてみました。

お湯の味がしました。焙煎したあと紙袋にいれて放置したらしく、旨味も雑味もいっさいが空に帰ったようです。

人間はいつだって成長していくものです。そう、こうやって失敗を繰り返しながら。

 




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