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読んでて眠れなくなった犯罪系ノンフィクション2選

クマがこちらを向いている。吹き出しに「人間はこわい」こないだはてなブックマークで「今まで読んだおすすめ海外小説」という話題が盛り上がってました。自分でもやろうと思ったんですけど、正直そんなに読んでない。

お前死ぬほど本読んでるのに、いったいなに読んできたんだと考えたら、ノンフィクション系を読んでるんですな。あとは料理とか新書とか。

そんなわけで今まで読んできた犯罪系ノンフィクションから、眠れなくなった作品を紹介します。

『消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―』豊田正義 著

あまりのヤバさに報道が下火になった伝説がある事件です。北九州の一家監禁殺人事件。

わたしがこの作品、というか犯罪系ノンフィクションを読む理由は、「こういう事件はなぜ起きたのか」が知りたいからです。知れば怖さが減ります。

しかしこの作品は読んでもまったくこわさが減りません。どうしてそうなったのか、まったくわからないんですね。なんで一家そろって騙され、しかも監禁させられて死ぬにまで至ったのか。

ただ、今のわたしなりに考えを言うなら、犯人は少人数を騙す天才的な才能があったけど、それだけだったんだな、と。

もし本当にめちゃくちゃ人を騙せたり、詐欺が上手いなら、もっと大掛かりで利口なやり方してたと思うんですよ。

実際のところは経営してた布団販売会社すら倒産させた程度です。あとはもう、小さなマンション内で自分も他人も騙して殺していくしか手がなかったんでしょうね。

 

『家族喰い―尼崎連続変死事件の真相 (新版)』小野 一光 著

北九州の事件を模倣したんじゃないか、といううわさがある尼崎連続変死事件をテーマにしています。これも家族同士で争わせ、殺させていくという手口。

ノンフィクションは著者が表に出ないことが多いですが、この作品は著者の小野さんがわりと顔を出します。

事件のあまりの凄惨さに「しんどい」「つらい」といいながら、記者がバーのマダムや居酒屋の店主に聞き込みを続けていく姿が清涼剤です。ていうかそれないと読み通すのがつらい。

ちなみに主犯の生い立ちについては後から出た『モンスター 尼崎連続殺人事件の真実』が詳しく、そちらを読むと「主犯はひたすら幸せな家族ってのが憎かったんだな」という感想になります。

 

3選にしようと思ったんですが長くなってきたのでここまでとします。

※他人の本の感想で投げ銭いただくのもなんなのでパスいたします。




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