
このご時世、タバコ吸ってるのはよほど好きなのか、喫煙室で人の悪口流して社内政治とやらをしてる人くらいじゃないでしょうか。
わたしはタバコという文化が消えるのは悲しいと思いますが、喫煙室政治はガチでうざいので滅びて欲しいです。
だいたい喫煙室行って30分帰ってこないとかマジでふざけんなと思いますね。まともな人は5分くらいで戻って来るじゃないですか。遅いやつに限って残業してます。
個人的恨みはともかくわたしもむかしはタバコを吸ってました。たしか恐竜が滅んだ頃なので白亜紀とかそんな時代です。
べつに大した動機でもなく、「タバコ吸うと食欲落ちるから痩せる」といううわさを真に受けたから吸ってただけです。
1日1本で、ピアニッシモのメンソールでした。選んだ理由はパッケージが可愛かったから。
灰皿が空き缶という、やる気のないタバコ体験です。どうせ吸うなら葉巻とかにしとけばよかったんですよ。そもそもその時代でさえすでにタバコ迫害が始まっていて、タールが少ない不味いタバコばかり。
それでもなんとか1本ふかして、
「こんなもん、なにがうまいんだ」とか思って数ヶ月くらいしたころ。
めちゃくちゃタバコが吸いたくなりました。
いやもう恐ろしい。取り憑かれたみたいにタバコの箱開けて、気がついたら残ったタバコ全部吸いつくしてました。
「タバコってのはやっぱドラッグの一種なんだなあ」と痛感。
そしてこの調子でタバコ吸ってた日には金がいくらあっても足りません。
何が困るって本代を削るのが一番困ります。本代は削りたくない。
そういう理由で禁煙を決意しました。
ライターと灰皿代わりの空き缶を捨て、タバコの箱も破ります。
しばらくは「タバコ……タバコ……」とか思ってましたね。
ただ「本代が減る」という一念で禁煙に成功。
今に至るまで、ろくに吸ってません。数年に1回、付き合いで吸ってみるくらいですね。もらいタバコなんでちゃんと飲み物とか買って返してます。
それでも、ふと人の紫煙を嗅ぐと、「タバコ呑みたいなあ……」と思うから怖いもんです。
しかし、禁煙に成功したといっても、活字中毒でニコチンを制したようなもんです。毒で毒を制するというか、人付き合いに限っては活字中毒よりタバコのほうが良くないかと思ってるときがありますね。