横浜というとこに住んでると、オタク的にあまり不自由しません。例えば漫画の特典ひとつ取ってみても、アニメイトとメロンブックスがあります。とらのあなが閉店したのが痛いくらい。
それでもなかったら都内まで出ればなんとかなるので、あまり気にして生きてきませんでした。
ところが。
わたしがこよなく愛する『パンプキン・シザーズ』という漫画の特典が、『喜久屋書店』というよく知らない書店から出ると聞いて顔色を失いました。
調べてみたら関西中心の書店チェーンです。首都圏には4店舗のみ。
どうせ都内まで出ればいいだろとたかをくくるじゃないですか。
府中にしかありません。しかしあるだけマシです。
府中店は2021年開業のため、当時は松戸か群馬か印西の三択。
横浜市民にとってはイヤすぎる三択です。
この中だと新幹線つかって松戸まで行く羽目になります。
わたしはこの時、横浜というぬるま湯の中に浸かってのうのうと暮らしてたことを反省しました。
もし地方で暮らしてたら、漫画の特典で新幹線使う羽目になるほど苦労するもんかと。
ありがたいことに同じパンシザファンの方が、郵便で送ってくださることになって助かりました。
わたしはこの程度で済んでますが、地方民はいつもこんな感じで苦労してるんでしょう。
万博に至ってもそうです。
ツイッターことエックスくんで、「東京は関西万博についてまったく報道していない。大阪では毎朝のように現地中継までしてるのに」とかいう意見が流れてきました。
うちにはテレビがないんで分かりませんが、そういえば周りの人で「万博に行こう」って話はほぼ聞きません。
そもそも高い。5万とかかかるし。
という話になると、関西および地方の方は「こっちは都内でイベントがあるたびその苦労をしている」と言われると思います。
まことにその通りで、一言一句返す言葉がありません。
この関西万博やらの話を聞いてると、一種、地方の人々が首都圏に対してとんでもない反感を持っていることに気がついて慄然としました。
正直首都圏に住んでいて、ほとんど気にしたこともありません。
メディアは都内に固まっています。というわけで、だいたい取り上げるのは都内の話題になります。これが気に入らない、どころかちょっと怖いレベルの恨みになるわけですね。さらに自分たちの地域はまるで無視されている。
このあたりの感覚というか、断絶はけっこう深いような気がします。
自分もたまたま漫画の特典で新幹線のりかけたから、恨みに気づけたようなもんです。
これが毎回だったらそりゃ腹もたつでしょう。
そしてその怒りにまったく気付かない自分の傲岸さにも呆れ果てました。
地方創生とかいろいろありますが、この辺ちょっと取り上げないと、是正はむずかしいのかなあと思います。