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しんなりしたパイ生地の世界

細長いパイ菓子が3段積まれている。吹き出しに「パイ!パイ!パイ!」パイ生地はサクサクしてるから美味しいんですが、しんなりしたパイ生地の界隈ってのもあります。

個包装タイプのパイ菓子ですね。

ままどおる』で有名な三万石さんの『エキソンパイ』なんかがそれにあたります。

エキソンパイは中にくるみあんが入ってて、しんなりとしたパイ生地に包まれています。ままどおるも美味しいんですけど、エキソンパイも捨てがたいと、毎回悩むもとになっています。

最近は親戚から『落花生パイ』をもらいました。これはピーナツ餡のパイです。

食べるとしんなりしたパイに、甘いピーナツがアタックしてきます。濃いコーヒーがぴったり。

しんなりしててもパイはパイ。ちゃんと、層になっています。層を破っていく歯ごたえは、パリパリのときと違って『貫く』楽しみがあります。

パリパリのパイ皮は、歯に当たると砕けていきます。しかし、湿気を吸ってしんなりしたパイ皮は、水気の分だけ丈夫に。ちょうどゴム皮のようにわずかですがたわみます。その抵抗はパリパリでは味わえません。

実は、自分でパイを作ると、わりとこのシナシナパイを味わえます。

いくらなんでも焼きたてパイを全部食べるってないですからね。

半分くらい余ると、だいたいシナシナになります。

自作でも、ちゃんと粗熱をとって、しかるべきケースに入れとけばパリパリは保てます。しかしそんな時間はないからといつも適当な時間で袋に放り込まれるわたしのパイ菓子は、たいていシナシナになります。

それはそれで美味しいのは、前述の通り。

自作パイだと、アップルとかナシとか、たぶん個包装では売ってないタイプのパイのしなしなが味わえます。アップルパイだと、商店街にありそうなパン屋さんでたまに個包装タイプが売ってますね。

カンパーニュとか売って無くて、クリームパンとメロンパンが主力タイプのパン屋さんです。

たまにはパリパリでもなく、しなしなのパイもいかかですが。

 




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