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みんな生ハムの原木は買うのにかつお節の原木は買わない

削られたかつお節の山。吹き出しに『カンナ屑じゃありません』日本料理が衰退しています。なにせわたし、日本人は数十年やってますが、正式な日本料理とか食べた記憶がありません。

いわゆる会席とかそういうやつですね。

なんか会席っぽいのは食べましたけど、ちゃんとした料亭で、本式の日本料理でございというのは経験ないです。高いし。

だいたいちょっと金が入ったとして、ごちそうを食べようとかなるじゃないですか。その候補に会席料理とか出てくるかっていうとまず出ない。

焼き肉、ステーキ、中華料理、フレンチ、イタリアン。

この辺が豪勢な料理として候補に来ます。

魚好きな人だと、これに寿司とか海鮮とかが入りますね。

まあ「今日はごちそうだから料亭に食べに行こう」って人は少ないように思います。

由々しき事態じゃないでしょうか。

観光業を推進するのは賛成しかねますが、そもそも自分たちもよく食べてないもんを他国の人に勧めるのはどうなんでしょうね。

いい例がかつお節です。

削ったやつとか、ほんだしとかではみんな使います。しかしかつお節そのものを買ったという例はあまり聞きません。

かつお節削るのは手間だからです。

まあ、だいたいカンナみたいなかつお節削り器があるじゃないですか。あれでカッシャキッシャ、スライサー使うみたいな感じで削ります。

削っても削っても足りません。

下の箱に削り節が溜まってきますが、「もういいかな」と思って開けるじゃないですか。

鉛筆の削りカスより少ない。

しかもかつお節ですから硬い。木を削るくらいの力がいります。

数回削って「もういい、電動にしよう」ってことになります。

しかし2024年時点で家庭用電動かつお節削り器は売っていません。

マジかって気になります。

どうした技術大国ニッポン。昔は電動鼻毛カッターとか電動ナントカとか、たいていの人が想像する電動ナントカ品が販売されてました。パナソニックとか日立とかが出してるんですよ。

今はほとんどないです。ああ衰退。

ちなみに削りたてのかつお節はガチでいい香りがするし美味しいです。豆腐にかけてみると一段レベルが上がります。全ての料理をグレードアップさせてくれます。

そのグレードアップすべてを台無しにする削る苦労。

電動があれば解消されるのにもう販売されてません。

生ハムの原木を買って生ハムまつりをやる人は結構います。

電動かつお節削り器とかつお節をセットで売ってれば、かつお節まつりができるというのに。

日本の衰退を感じてなりません。




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