稚児のに日常について、調べていて自分の中で決着ついたんですが、調べる過程で、秋夜長物語などの稚児と僧侶の恋物語でなく、普通に稚児を扱った説話を見つけたのでご紹介しときます。
どちらも江戸時代に成立した説話集です。
行儀見習いで寺に上がった稚児の話だろうな、と思うのは、稚児の説話で食べ物の話が多いからです。
確かに無料で文字描きいろいろ習うために寺に上がる稚児たちですが、食べ物をいっぱい食べられたら…みたいな話が多いので、食糧事情は困窮していたのかもしれません。まぁ、寺は精進料理ですので、育ちもりの子供にはつらかったのかも。
食べ物の話がほのぼのしているので、そちらに注目していましたが、もちろん男色の話もあり、処女(?)の稚児が行きずりの僧侶に性交渉される話もあります。両親はそれを見て見ぬふりしているんですが、どんな時代背景だ…。と思わなくはないです。
稚児の話だけでなく、若衆の話もあるので、興味がある方はちょっとお高いですが、読んでみると楽しいかもしれません(図書館で借りるのもありかと)。