以下の内容はhttps://todoroki-megane.hatenablog.com/より取得しました。


今のところ分かっている樫村幹夫リスト

10代1 愛と祈り 
10代2 夜のかざり 

PAO4 オムニバスの小唄 
PAO5 額田王記抄 

新潮昭和42年3月号 若き訣別の譜 

札幌文学11 春を待つ川 

机昭和32年3月号 若いポオズ 

独立文学1 青いナルシス 

随想昭和33年創刊号 鏡と恋人 


青銅文学1 かすりの着物
青銅文学2 掲載なし
青銅文学3 ニヒルの花
青銅文学4 歪んだ歌
青銅文学5 をんな抄
青銅文学6 幹夫随想集(1)
青銅文学7 掲載なし
青銅文学8 秋の音
青銅文学9 散る花
青銅文学10 憑かれた誕生日
青銅文学11「加藤純子」覚書
青銅文学12 耽美画の伝説
青銅文学13 耽美画の伝説
青銅文学14 耽美画の伝説
青銅文学17 まれゑの焔
青銅文学20 ビトリイヌの館
青銅文学21 鏡と恋人
青銅文学22 雙児の王様
青銅文学23 波と風の対話
青銅文学24 若き訣別の歌
青銅文学25 巨人
青銅文学26 婁騒
青銅文学27 海猫よ翔べ!
青銅文学別冊1 をんな抄

 

スポニチ
昭和33年5月~12月
人工SEX(昭和33年5月1日~8月13日 全90回?)

スーパー・ゲーム(男色の部屋より)

昭和33年の三島っぽい人は三島かもしれないという話

以前かいた榊山保の愛の処刑みたいな夢想をしている人がいたという話の続報です。

以前の記事はこれ↓

todoroki-megane.hatenablog.com

 

で、その後、堂本正樹の

 

に奇譚クラブの下りがあると教えてもらい、改めてみたら

つまり三島は、私と同じ方面に心を許した友人がいて、その人にも「君だからたって頼む」と依頼、あの書斎で私と同じ作業をさせたのではあるまいか。興奮しながら筆写する同好者を眺め、事後の快楽を共にする……。
やがてこの推測は確信に至ったが、勿論三島に詰問する事はしない。私と三島の交際は、互いの秘密を許容し合う上に築かれていた。それは当方にとって、多少の優越感でもあったのだ。
当時『奇譚クラブ』など数種の猟奇風俗雑誌があり、その読者通信欄では、「三島文学愛好者」「悲壮美愛好者」という部門が形成されていた。前者が男色、後者が切腹趣味である。
そうした欄を渉猟し、仮名で投書、もしくはその種の友人に頼んでその筆跡で通信し合い、私の知らない友人を求めていた可能性は高かった。『宝島30』に『私と三島由紀夫さんの「切腹」の午後』を書いた仙台の男滝冽氏など、この一例か。
何人かのこうした場合の中立ちの候補者を、具体的な名前とともに私は想像していた。

 

という記述があり、変名かつほかの人に書かせて投稿した可能性があるなという話。

 

 

 

樫村幹夫「まれゑの焔」青銅文学17号を拝読しました。

樫村幹夫「まれゑの焔」青銅文学17号を拝読しました。
以下あらすじ

絵描きの青年紀彦は、似顔絵かきをしながら、カフェ・まれゑの仕事を手伝ったりしている。カフェの店員・明(紀彦の2歳下)と恋仲で、二人が並ぶと、ブラック珈琲とクリーム珈琲、青年船員と少年水夫のようで、店のマスターは二人を若い恋人や美しい婚約者になぞらえていた。
ある日紀彦の家で、明が錆びた缶を開けるときにケガをした。すぐ治るだろうと思っていたが、明はそれから体調を崩し、指はひょう疽になり、脇の下から背中にかけて丹毒が出、急性肺炎にかかってしまった。
急いで入院するも明は死んでしまう。

明が死んで二日後、自室で籐の椅子に座った紀彦は、蝋燭を前にして蝋燭にともした火を指でつぶすのだった。

みたいな話がやや耽美な文体でつづられていました。

ひょう疽ほっとくとこわいなという感想。

榊山保の愛の処刑みたいな夢想をしている人が昭和33年にいた話。(noteと同記事です)

榊山保がADONIS別冊APOLLO5号に「愛の処刑」を発表したのは、1960年の8月ごろで(ADONIS56号による)、さかのぼる事2年前の、昭和33年(1958年)、奇譚クラブ昭和33年6月号の読者通信欄を読んでいたら、下記の様な投稿があった。

 

 僕は、青年の割腹に興味を持っている者です。稽古着の若侍が、腹くつろげて割腹しているところ旧陸軍の若い兵士が責任を負って鈍いゴボー劒で切腹して苦しむところ。右翼大学の学生が学生服のまま日本刀で割腹しつつ苦悶のあまり涙を流しているところなど、いろいろ空想します。たとえば、秘密結社の若い隊員で葉山良二に似た色白の美男が、隊則を破った掟により割腹を命ぜられ、首領以下居並ぶ中で六尺褌一本の裸体になり、首領より割腹命令書をありがたくいただき。短刀のサヤを抜き腹にあてがいグサと刺し、苦悶にうめき涙を流し、口より血を吐きつつ見事十文字に切り割き、掟によって腸を切り取って小皿に入れて息絶える。隊員一同、涙のうちに、その腸を肴に酒をくみかわすなど、すばらしいと思います。
又、僕自身も、二十七才で筋肉質のほうですから、児島輝彦氏のように美少年のために割腹してみたいと思います。愛する美少年が割腹狂で一度、僕の割腹を見たいと日頃から言うので覚悟を決め、ヘンピな温泉地で朝早く海辺の人のいない松林ゆき、白鉢巻と褌一本で松によりかかり、見事いさぎよく腹掻き切って、喜びに目をかがやかせている美少年の手に、僕の血みどろの腸を握らせて息絶えたら、どんなに幸福でしょう。 苦痛にあえぎながら、美少年の接吻をうけて死んで行ったら、どんなに幸福でしょう。

(奇譚クラブ昭和33年6月号より)

 

投稿者が本名かもしれないので、名前は伏せるが、切腹願望のある青年の後半の夢想が、場所は違えども、切腹狂の美少年に乞われ、見守られながら切腹して果てるなど、愛の処刑じゃないか。となるわけです。
愛の処刑がいつ書かれたのは知りませんが、榊山こと三島が奇譚クラブを読んでいたという記述をどこかで読んだことがあったので、参考資料になったかもしれないね、この読者通信欄。
というはなしでした。
おしまい。

メガネ文庫の2026年の文学フリマは、大阪からです。

男色小説のあらすじをまとめながら、小説の文字起こした分の校正もしながらまあ大体は仕事のせいで趣味の時間が取れずアップアップしております。

秋の文学フリマ大阪に申し込みました。
春の東京は…? と思われるかもしれませんが、
春の東京、ゴールデンウィークなんですよ。人混みがマジ苦手のメガネさんは
そんなシーズンに東京行けません。家に引きこもります。はい。

 

とある事情から、軍隊ソドミア関連をセーブしているんですが、
なんで好きなものおいしーとやっている私の探究を人目を気にして
セーブするのか訳が分からんという気持ちにいたりまして
(春だし。ちょっとあたたかいし)
出来たら軍隊ソドミア文献書誌と1年以上もんでる白い密林を
どうにか世に出したいところです。
軍ソドに関して、私はこういう記録がありました。という紹介をするだけです。
そこから煮たり焼いたりするのは個々人の自由なのですが、
私は私の探究で忙しいので、誰かと組んで何かをする予定はありません。

する気もありません。

 

とりあえず、秋の文フリ大阪までに、
褌刑事と白い密林と岩田準一の男色文献コレクションを
片付けないといけません。

 

温かく見守ってくだされば幸いです。

田亀源五郎先生の「雪はともえに」1巻が2026年2月12日発売。

田亀源五郎先生の新作「雪はともえに」が、2026年2月12日に単行本化し、1巻が出ます。

「魚と水」の雰囲気が好きで、次はどんなブロマンスをかかれるんだろうかとウェブアクションの連載を楽しみにしてました。

comic-action.com

で、「雪はともえに」。
大正時代の少女雑誌(女性誌?)に小説を書いている小説家・松永春光と画家・一柳翠帳の出会いから始まり、いい感じに仲良くなりつつ、匂わされる関東大震災(大正時代をテーマとすると逃れられないですよね)と、テーマも設定も時代背景も全部いい作品なのでおすすめです。
上記で試し読みできます。

小説家・松永は恋人を失い傷心ですが、素晴らしい挿絵を描く一柳と親交を深めて、恋心を取り戻していくのが佳いです。

 

私は小説cobalt世代なので、少女雑誌に男性作家といえば赤川次郎先生のイメージしかなかったんですが、ちょっと野暮用で、大正・昭和の少女・女性誌を調べていたら、女性作家というよりほぼ男性作家で、今文豪と云われている方々が軒並み連載持っててすごい世界です。
余談ですが、「女性」(プラトン社)で、犬養健が「雲」という学習院を思わせる学校のブロマンス小説を書いているし、稲垣足穂も同誌で、「RちゃんとSの話」を載せています。
「令女界」「若草」に丹羽文雄が「青草」「附文以上」「豹と薔薇」とこれまた旧制中学を舞台にしたブロマンス小説を書いており、「雪はともえに」のキャラクーもそういう作品を書くのだろうか、などと穿っておりましたが、関東大震災がどうキーになるのか今は見えないので、ハラハラドキドキしながら読んでいます。

 

ともあれ、髪の本になるのは保存ができるのでうれしい限り(ウェブは便利ですが、サーバー壊れたり、サービス提供社が倒産して引き継ぐところがなかったらまあデータは消えると思うので、残らないのはもったいないなーと、単行本化を心より喜んでおります。)

 

 

2026年1月18日は、文学フリマ京都10にご来場いただきありがとうございました

2026年1月18日は、文学フリマ京都10にご来場いただきありがとうございました。

軍隊ソドミアセレクションと季刊男色とロシア紅茶考と戯曲本と
ジャンルがいつになくカオスになって居りましたが、
いろんな方に本を手に取っていただき、誠にありがとうございました。

無料配布していたオリジナルBL(?)本や
突如はまった褌ミステリ×ブロマンスの「褌殺人事件」に
ご興味を持っていただけたのも嬉しかったです。

5月の文学フリマ東京はゴールデンウィークということで、
お休みして、次は秋の文学フリマ大阪を目指します。

今のところ確定は、
泉啓介氏の『短夜物語』
槇村奏氏の『褌刑事捜査ノートシリーズ』
です。
評論その他にいるために、
今、イワジュン(岩田準一氏)の男色文献コレクションという
近代男色文学紹介のうっすい本をちまちま書いています。
あと、槇村奏氏の全仕事まとめたいんですが、
色々盛りすぎると後が大変になるので、
出来ることからコツコツとやっていきたいと思います。

また文学フリマでお会いしましょう!

 




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