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905 リリースで肩を上げる

■ 低空飛行はさばきづらい

今回は「リリースのこと」。

リリースは高めに回さないと苦しいと思うのです。

前回、スキップしながらのリリースを書いてみて思ったのは、大きめに回したときの安定感です。その場スキップのややゆったりした歩調(テンポ、タイミング)に合わせると、リリースもゆったりした回しかたになるんですよね。

縄のスピードがゆるむぶん、小さく回すとたちまち失速します。縄に力が伝わりきらないか、小さな渦巻きやらせん状にしか伝わらないからでしょう。

なので、失速しないように動きをつけると、大きな回しかたになります。

始めはそのゆっくり感に合わせられるか不安になりつつ続けるんですが、慣れてくると落ちついてキャッチできます。つまりはキャッチが安定するということ。


同時に、けっこう肩も上がってることに気づきます。

スキップで体を持ちあげるからでしょう。盛りあがった道に乗りあげたときみたいに浮く感覚と言えばいいんでしょうか、自然と肩も上がるのです。

これが縄を大きく回せるのにもつながっています。

肩周辺が固いと、どうしてもひじから先くらいで回すことになって、スイングはぎこちなくなります。ましてや、リリースだと片方のグリップを手放しているので余計に回しづらい。空回りが起こりやすいのです。肩から腕、手先へちゃんと動きが伝わることで、リリースも回しやすくなるんですね。

手首で軽くスナップをきかせるような技術があれば別ですが、スキップリリースのような動きだと、肩まで含めた動きの大きさが、ゆったりと大きく回る軌道にマッチしているんじゃないかと思ったのでした。


リリース自体、高めに回せるといいですね。

昔から僕のリリースはどうも低めで、上がる力が弱くて失速しやすいし、何よりキャッチも落ちそうなグリップを拾うようにつかむフォームになってしまうことが多々ありました。

すこしよくなったのは、インドロープに戻してみたときに、縄をちゃんととらえて回すことに気づいたからかな……。これも大きく回す技術の延長です。

そして、スキップリリースでなくても肩を上げるのは効果があって、リリースが回る空間が広がるのです。

イラスト:リリースしている女の子の様子を2つ。左は肩や腕を落としぎみに回している。右は肩を上げてリリースも高く、幅のある動き。それぞれのリリースの頂点をつなげて点線。右のほうに広がっている。背景に、左側から右側に広がる三角形のイメージ。

広がるリリース

地面から距離的に離れる安心感もあるのかな。手を中心にリリース円の半径を見たときに、リリースの可動域が変わる、とも言えるでしょう。

低い位置でしか回せなかったころを考えると、肩や手が低いまま必死で軌道を広げようとしても難しかったのがわかります。

肩を上げると、それはそれで周辺の筋が引っぱられて動きが鈍くなる恐れはあります。リリースを覚える段階で、いきなり高い位置で縄を回すのは難しいかもしれません。長い目で見たときに、リリースですこし肩を上げると余裕が生まれるのかな、と思いました。




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