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883 2重とび2回で変わる世界

■ 跳べる高さをクリエイト

今回は「予備跳躍のこと」。

2重とび2回からだと跳びやすい……。

最近、高く跳ぶために、この2回がいいとっかかりなのを実感しています。

特に2回目。1回目より高く跳べて、たとえばそこから3重あやにつなげると、ジャンプが高いぶん成功しやすいのです。体が鈍くなってきてジャンプ力が落ちぎみな身としては、跳びやすさを作るやりかたがあるだけありがたい話。

それはそれとして、どうして跳びやすいのでしょう?


ぱっと浮かんだのは2つ。

1.1回目と感覚を比べられる。
2.脚のバネを作りやすい。

1は、まず2重とびを1回跳んで、「もうちょっと跳べるかな?」ともう1回試して、2回目のジャンプが伸びる感じですね。

1回目の2重とびで、頭の届いた高さや跳んだ足の高さで、仮想・理想の目盛りが空中にできあがると思います。そこをめざして、できるならそれ以上に、2回目の2重とびを跳んでみる。そうやって高さが生まれます。

そこまでジャンプを作って、3重あやなどに入る流れです。2重とび2回が3重あやの予備跳躍になってるわけですが、その2重とび2回も、1回目が2回目の予備跳躍とも言えて、予備跳躍の連鎖にもなってますね。

[ 前とび → 2重とび → 3重とび ]と階段式に跳べてしまう人も多くて、1回旋少ないジャンプの感覚で、1回旋増やした次のジャンプにつなげてしまうステップなのでしょう。

僕もできるにはできるんですけど、技術やバランスの実力を考えると余裕を持てるのは2重とびまでで、そこで2回くらいは準備が欲しいところ。そんなわけで2回なのです。


2の脚のバネについて。

これも1に近い話ですが、1回目ではずみをつけて2回目の跳躍を伸ばすイメージです。

いろんなスポーツで、軽く跳んで着地したときの筋肉の収縮を使って上や横に移動する動きが使われます。たとえばテニスだと、サーブを受けるレシーブ側の人がサーブに合わせて軽く跳んで、飛んできた球に合わせます。筋肉の収縮がバネのような働きをしているのですね。

いきなり大ジャンプするのは難しいと思います。まず1回目ですこし高めに跳んでみて、着地に合わせた反動で高さを上げて、望みの高さに届く。予備跳躍する肉体的な効果とも言えるでしょう。

イラスト:2重とび1回目 → 着地 → 2回目の様子。1回目は肩から上も意識する矢印とともに跳んでいる女の子。頭からイメージのふきだしが出て、跳びたい高さがもうすこし上に点線で示されている。着地では「脚のバネ」の文字とともに、地面をぐっと踏む様子。そして、2回目は肩から上や脚により大きな矢印がついて、点線の高さまで届こうとしている。

理想の高さをクリエイト

ここから3重あやなど、高さがほしい技につなげます。


思えば、4重とびもこれで初めて成功した覚えがあります。

肩から上をちゃんと頭上へ伸ばすのが大切でした。そこに合わせて2重とび2回で高さとバランスを作る感じでした。こんなふうに跳べるのか、と気づくと同時に、どれだけ自分が肩から上を上げられず、固い跳びかたをしていたのか気づいたときでもありました。

今はもう、4重とびは厳しい体になりましたが、こうやって高さを感じて跳べるのが気持ちいい、秋のなわとびです。




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