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874 4次元ミステイク

■ 時間的なズレもミスのもと

今回は「タイミングのこと」。

連続とびの2回目で足に当たることがあります。

1回目(最初)を跳べても次から危うくなるのは、なわとびではよくある話ですね。理由として考えられるのは、1回目ほど高く跳べない場合。このパターンが多いんじゃないかと思います。

状況を逆算してみると、こういうのはそもそも連続で跳ぶにはまだ力不足なときでしょう。跳べても着地に余裕がなくて体が沈んで、次のジャンプをする余裕がない。

わかりきったような話にも見えますが、ここをポイントにして見えてくるものもあります。


たとえば縄の軌道のズレ。

上下・左右・前後の3方向(3次元)で見たときのズレをテーマにした話があります。

tobimaru-jdr.hatenablog.com

 

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引っかかるときの縄の状況をイラストにした感じ。ミスの分類とも言えるでしょうか。単純に1方向だけ(たとえば上下だけ)の問題ではなくて、左右・前後のズレも上下(特に足の下)のズレにつながっているのがおもしろい部分です。

たいていのミスはこの3方向のどれかがダメな場合が多いし、そこに原因を求めて修正しがちです。でも、実はタイミングがズレている、ということもあるんですよね。

それが最初でふれた連続とびの2回目。1回目は予備跳躍も含めてタイミングを合わせられますが、2回目はすぐにまた技に入らないといけないので、回すスピードやジャンプの余裕がタイミングのズレにつながることもあります。

イラスト:「ジャンプ - スイング時計」というタイトルに小さく「があるとして…」と書かれた下に着地したときと次のジャンプに入るときに縄が足に当たっている様子。それぞれの上にアナログ時計。ジャンプの針は12時が頂点、6時が着地のイメージ。合わせて、スイング(縄の軌道)の針が回っている。着地はジャンプの針が下を向いている。スイングの針が回ってきて、次のジャンプの針が上に回りかけたところでもうスイングの針が追いついてぶつかってしまう。そんなイメージ。

時計の針はぶつからない構造ですが……。

たとえばジャンプが遅れれば足先(後ろ回しなら足の裏)に縄が当たることが多いと思います。こんなとき、「縄が高かった!」と3方向で言う上下の問題とカン違いすることもあるのでは …… ということです。あるいは、力を入れていたから「縄を引っぱりすぎた!」と前後の問題だと思ってしまうことも……。

本当はタイミングの問題のほうが大きいかもしれないのに、です。


「時間的なズレ」とも言えるでしょう。

さっきの例だと、跳ぶタイミングに縄を回すのが速すぎて、縄の到達時間が合っていない(ズレている)わけです。

つまり、縄のスピードコントロールの問題でもありますね。1回目はそれなりにスピードをつけて回しているでしょうから、2回目もその勢いを借りて速く回す用意はできています。ただ、その勢いのまま回してしまうからジャンプするまでに縄がやってきてしまう。ジャンプにスイングが衝突してしまうような状態です。

連続2重とびのスモールステップ法は、前とびをはさみながら徐々に前とびの回数を減らしていきます。前とびに戻る(切りかえる)ことで回す速さをコントロールする練習になっていて、時間的なズレを克服する形にもなっていますね。


僕は昔から、後ろ3重とびでこうなることが多いです。

3次元で見たように、各方向に軌道がズレて当たることもありますが、ジャンプが遅れることで当たるパターンを何度も経験しました。

年齢を重ねてジャンプ力や脚の筋力が落ちてくると、着地で体勢が崩れてジャンプが追いつかないことも増えてきました。回すほうは案外まだ順調に回せていて、以前のようなスピード感で回していると回すほうが速すぎるという……。

手と脚の弱まりの差。これも肉体年齢という「時間」と言えるでしょうか。

縄の軌道が3次元なら、時間軸を加えた4次元でもいろいろと考えられますね。




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