■ ぱっと見だけでは違うこともある
今回は「複合技のこと」。
前回の流れでもう1つ。
終盤、1:08 からの脚下で縄を回す動きです。
一気に確認すると長いので、2回に分けて……。タイトルの(10-1)はそういう意味です。
前半部分は、こういう動きでしょうか。

1.前から片脚に縄を通す。(今回は右脚)
2.縄が足下を通る流れに合わせて、1で上げた右脚を下ろす。下ろした右脚を軸に、左脚を上げて体も回転させる。今回だと左回り(時計回り)。腕はEBトードのようなフォーム。
3.今度は股下を通過させるように縄を前へ。背面の右手で股下から押しだして、左手で前に流すような感覚でしょうか。
4.体の前に出した縄を、再び股下に引きこむ。左手は前から股下、右手は背面で合わせる。
このあとEBトードのように回す流れになります。次回はそこから。
今回、ずいぶんと悩んだのは3の部分。
脚が上がっているので、てっきり縄を通すためだと思いました。
ところが、左手が股下、右手が背面にあるフォームからなかなか縄が通りません。やっと通った(というかむりやり足を抜いた)と思ったら、今度は4の流れに持っていけない。縄が自分の斜め後ろに来るので、前から股下に縄なんて通せないのです。
よく見たら、右手が背面にあるだけの前とび準備の状態でした。からまりそうな縄から体を戻しただけじゃん……。
ここは僕の間違いだったらすみません。動画のそのシーンのアングルだとわかりづらいんですが、左脚を上げているのは右脚を軸に回転するためで、たぶん縄の動きには関係ありません。僕の見立てが正しいなら、3のように縄は後ろから股下を通す、後ろカブースのような動きです。(手の位置が前後なのでカブースとは言わないのかもしれませんが)
しいて言えば、縄を前に回すために左脚は「よけている」だけで、技の成立要件のように縄の輪が足の下を通っているわけではないのでしょう。
こうして見ると、体の回転に合わせて縄を振って、3で[ 後ろ → 前 ]、4で[ 前 → 後ろ ]と縄を股下で抜いて動かしているムーブと言えます。
説明してしまえばシンプルに聞こえますが、動画のようにきれいに流すと、自在に縄を操る曲芸のように見えるんですよね。自分でやってみて、「縄といっしょに動けてる」感覚が気持ちいいムーブでした。
今回は理解できるまで苦戦しました。
ぱっと見のイメージと実際の縄の動きは一致しないものですね。
できてからは踊るように楽しんでますが、いつまでも縄が通らない悩ましさの大きかった動きでした。こうやっていろいろ試す中で別の動きが見つかるといいんですけど、残念ながら、縄がからまってばかりでした……。
実はこのあとの動きも似たようなパターンでした。それでは、次回 10-2 へ。