■ 単語から技をイメージすると…
今回は「技名のこと」。
「JK」と聞くとなわとびの技が浮かびます。
そんな技名はたぶんないし、JKが女子高生の略なのも知ってるんですけど、響きがね……。単縄の技名っぽいんですよ。JKって、日常会話で実際に聞いたことがなくて、福井県鯖江市がプロジェクトで「JK課」を作ったのを昔聞いたくらい。(今も続いてるんですね)
単縄の技名はアルファベット表記が多くて、一部は技を考案した人のイニシャルなのだとか。そんな技名を10年以上脳裏に焼きつけてきたせいか、文字や音として認識したときにふっと浮かぶのが、なわとび技のイメージです。
JKだと、TJとEKの合体技のイメージ。
響きや語感で「J」と「K」が強いせいでしょうか。普通、頭文字を取って「TE」にでもなりそうなものですけど、ちょっとパンチが効いていないというか ―― いや、別に効かす必要もないんですが、技だとしたらわりとおとなしめか、流れるように通るような印象ですね。
TJとEKの合体技だとすると、具体的にどんな技でしょう?
最初は、EKのように横に1回転しながら跳ぶTJが浮かびました。過去にやってる人も2、3人見たことがありますし、ふっくんの技リストにもちゃんとある。
ただ、テキサスのような頭上振りあげや体の前での水平移動を使わないと、縄を同一方向に回すのって難しいです。上の360°TJも、そう簡単ではありません。僕だと、90~180度くらいにごまかしてやっとですね。
何より、EKは後ろ回しで入って前回しに切りかえて跳び終える技です。これを横に1回転しながら跳びます。となると、[ S → 後ろO → 前トード ]で360を跳ぶのがそれっぽい気がします。
これだと[ S → 前O → 前トード ]。
これは[ S → 後ろO → 前O → 前トード ]で4重系になってますね。たぶん、EKクロスのクロス部分をトードにするのがイメージに近いと思います。(技リストでうまく見つけられませんでした。あったらごめんなさい)
JKを素直に頭文字で組み合わせると――。
ジャーミー(Johmmy)とKNでしょうか。通るのかな、これ。変に想像すると、足が首の後ろまで行きそう。空中ヨガか……。
学校にいると、歯科検診で初期むし歯を「CO」と書く話を聞きます。CO。一酸化炭素もそうです。なわとびだと、[ 交差 → 開く ]の2重とび。はやぶさですね。
こんなふうにちゃんと技名が存在する用語探しは単縄あるあるです。今回のは、技名があるかどうかは別として、語感や響きからイメージしてみました、というお話でした。
ちなみに、なんでJKが出てきたのか。
地元局のラジオで、女性パーソナリティが地域ネタでいろんな過去を紹介してました。
「OO年ごろにこんなふうに始まったそうなんです。みなさん、OO年って何してました? 私、JKしてました!」
この、ちょっと無敵感あふれる昔の笑顔が見えるようなトークが記憶に残っていたのです。もちろん、ぼんやりとなわとびの技も重なりながら……。
