初めてのドラクエIII
ついに発売された『ドラゴンクエストIII』のHD-2Dリメイク版。名作と名高い本作を今回初めてプレイしたが、間違いなく買って正解だった。
16歳の勇者、父オルテガの足跡を辿る旅
物語は、16歳の勇者が魔王バラモスを倒すために旅立つところから始まる。主人公の父・オルテガもまた勇者であり、その足跡を辿る展開はぐっとくる。行く先々でオルテガの影響を確認できるのは印象的だった。家族、特に生まれたばかりの主人公を残して旅立っているから、同じ子を持つ親としてつい感情移入してしまった。
船を手に入れて広がる世界
中盤、船を手に入れてから一気に世界が広がった。序盤は決められた道を進むしかないが、中盤からは自由にどこへでも行けるようになり、冒険の楽しさが一気に加速。この解放感こそがJRPGの醍醐味だな。
ただ、ラーミアの移動速度が遅すぎるのは少々残念な点。FFシリーズの飛空艇のようなスピード感を期待していたのに。ルーラがなかったら耐えられなかった。
転職システムが奥深い
ドラクエIIIといえば転職システム。FFのジョブシステムのように自由に変更できるわけではなく、転職するとレベルが1に戻ってしまう。最初はデメリットに思えたが、実際にプレイしてみると、レベルは1にこそ戻るが、ステータスは半減止まり。習得した特技と魔法は引き継げるので、レベルを上げて転職を繰り返すことでどんどん強くなっていく。
勇者だけは転職できないので、転職を繰り返した仲間の方が強くなってしまうとはね。
まもの使いが強すぎる件
リメイク版の新職業「まもの使い」で習得できる特技は非常に強力だった。「まものよび」と「ビーストモード」の組み合わせが特に強く、バランスブレイカーなのでは。
「まものよび」は、レベルに関係なく、はぐれモンスターを集めた数で威力が決まるため、習得してしまえば転職直後でも即戦力になる。「ビーストモード」を発動すると一時的に2回行動が可能になるため、ボス戦では勇者以外のキャラが「まものよび」を連発するだけで勝ててしまうほど。
結果として、勇者が回復役になるというのは、プレイ前には予想していなかったな。
戦闘システム
戦闘では、敵をグループ単位でしか選択できないため、「全体まんべんなくダメージを与えてから、最後に全体攻撃で一掃する」といった戦略がやや取りづらかった。せっかくのリメイクなので、戦闘システムに手を加えても良かったのでは。まぁ、これはオリジナル版をリスペクトした結果だろう。
とはいえ、「まものよび」を習得してからはほぼそれ一択だったため、ターゲット選択することがそもそもなくなった。
そして伝説へ…
ドラクエIIIは以前からプレイしてみたかったタイトルだったが、今回のリメイクでようやく念願が叶った。過去にプレイしたドラクエは『V』のリメイクのみだったもので。
エンディングの「そして伝説がはじまった、、、、、!」の演出には鳥肌が立った。公式によると、本作がIとIIへと繋がっているそうなので、「そして伝説へ」というサブタイトルはそういう意味かと膝を打った。
さらに、ドラクエIとIIのリメイクも絶賛開発中。これはもう次も購入不可避でしょ。