東京にも長らく住み、働きましたが、私が東京で好きな場所の一つに浅草橋があります。
私のFBのプロフィール画像も、柳橋で自撮りしたものです。
先日も、雄町酒を買いに行ったその足で、柳橋の「小松屋」さんへ季節ものを求めに。
こちらが冬期限定商品。
写真を貼ったのは「少量パック」ですが、「特撰 かき佃煮」の詳細はこちら。
老舗の技が活きていますね。
とにかく「濃厚」ですので、この冬期のうちに是非。
さて、
今日の「英語教育」ネタは前回も取り上げた中教審の外国語WGの第8回会合に関して。
文科省サイトではこちらに資料があります。
教育課程部会 外国語ワーキンググループ(第8回)
令和8年2月6日(金曜日)9時30分~12時00分
配付資料
www.mext.go.jp
例によって議事録は公開されないので、委員の発言の抜粋は「教育新聞」からどうぞ。
この日は出講先での授業があったので、事前に視聴の申し込みはしていたけれど、午前中の一コマが終わってから見ていました。
有識者ヒアリングで教育新聞が取り上げているのは
・鈴木祐一 (早稲田大学准教授)
・阿野幸一 (文教大学教授)
もうお一方
・和泉伸一 (上智大学教授)
は記事では取り上げられず。
鈴木氏は「ISLA (教室内第二言語習得で良いんでしょうか?)」の観点からの資料で、「練習」の位置づけと効能。復権というよりは再構築という感じでしょうか。
阿野氏からは、中学校現場での成功事例の報告。懸念・危惧に関しては教育新聞にある通り。
亘理陽一委員からは「言語使用」のうちの「英語使用」を取り上げ、「外国語科」「英語科」だからこそ考えておくべき特質・特徴に関わる有益な注釈がなされていましたが、その部分も教育新聞では触れられていませんでした。「練習」における「タイミング」という視点は、亘理氏のFBで補足されていました。FBの「お友達」の方はもうご覧になっていますかね。
委員からのコメントの多くが、有識者からの資料ではなく、文科省側が用意した資料1の4ページ目に集中していた印象です。
【資料1】「活動を通した指導の在り方」について (PDF:2.4MB) から4ページ目
https://www.mext.go.jp/content/20260206-mxt_kyoiku01-000047188_003.pdf
私が視聴した範囲では、工藤洋路委員からは、「排される言語活動とはどんなものを指し、それに取って代わるものとは何か?」という「名と体」での真っ当な疑念・懸念が述べられていましたし、鈴木渉委員からも傾聴に値する懸念が表明されていたと思うのですが、その辺りは教育新聞では拾われず、バトラー後藤裕子委員の発言の方が取り上げられていました。
バトラー後藤裕子委員が言及していた “Williams” さんって、この方?この方面に詳しい方、教えて下さい。
1986年から高校現場で英語を教えてきた身としては
- 「言語活動」という用語を次期指導要領では使わなくする
ことだけが既定路線のように進んでいくことに危惧を覚えます。
「母語使用」に関しても、多くの委員からのコメントがなされていました。
「現場の先生方が困らないように」という思いやりは有り難いのですが、それを言うなら、まずは、文科省が高校の学習指導要領でだまし討ちのように盛り込んだ
- 「英語の授業は英語で」が原則
の見直しからでしょ?
政策の議論で、例えば、原発再稼働に関してなら「第三者委員会」が立ち上げられ、「何が拙かったのか?」を検証し、そこでの「答申」とか「諮問」とかが活かされるものだと思うのですね。
身近なところでは「いじめ」と称される犯罪行為に関しても、やはり「第三者委員会」が作られるでしょう。
では、なぜ「学習指導要領」の策定に関わるワーキンググループは、文科省の枠組みの中で議論しているの?
まず、「これまでの学習指導要領の何が拙かったのか?」を検証する「第三者委員会」で問題点の洗い出しとその責任を問うことからやるべきでは?
これを書いているのはちょうど衆院選の投票日前日ですが、有権者へのアピールで、政権与党が「改革」をアピールしたり、「新たな政策」をアピールしたりって、ちゃんちゃらおかしいわけでしょ?
- いや、あんたら与党なんだから、その政策を実行に移せばいいだけでしょ?
という話です。
中教審の委員も、文科側で選んだメンバーの諮問答申でその都度次期指導要領を策定してきたわけだから、それを改訂するなら、「失政・失策」を認めて総括しないと。どこぞの政治家のように「謝ったら死ぬ病」の病人に、そのまま仕事を任せられないですよ。
WGの委員の皆さんには頑張っていただきたいと願うばかりですが、小中高現場の指導者の一人一人が声を上げることが一番大事でしょう。
個人的には、高校科目でかつて設置された
- 「英語表現」
をきちんと成仏させられないまま、「論理表現」なる科目にすり替えた問題の根は深いと思っていますので、科目名を変えたり、用語を変えたりというだけでなく、「名と体」の精査のために、「現場の声」を活かして欲しいものです。
短いですが、本日はこの辺で。
本日のBGM: Oyster (私は牡蛎になりたい)/電気グルーヴ

