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the suffer you will face in due course

年末のオンラインセミナー3本の準備は結構大変でしたが、頑張ってよかったこと(=副産物)としては、書棚が局所的に整理できたことがあげられます。
FBで2回の投稿をIG で一つにまとめたのですが、一部の写真がトリムされてしまっていました。これはなぜ?

こちらに再録しておきます。

私は不貞の弟子でしたが恩師若林俊輔氏の著作を整理。語学教育研究所からは著作集が刊行されています。伊村先生、宮田先生(と)の英語教育史も少々。天満&益田を並べて。
CGELはロングマンの方です。R.A. Closeは大学時代のテキストとそのアップデート版と。英文法でお世話になった、なっているルイちゃんと日向先生を上に空いたスペースに追加。
英語史や語源は専門ではないのでこの程度です。小川芳男先生の教師としての着眼点、匙加減は真似したいと思います。

英作文を中心に。殆どが絶版。見事に、イマドキの大学入試対策の英作文教材が入っていませんね。日向先生の『即戦力がつく英文ライティング』は改訂版をこちらに。
小沢 準作
山田 和男
佐々木 高政
中尾 清秋
鈴木 進
長谷川 潔
倉谷 直臣
最所 フミ
國弘 正雄
と錚々たる顔ぶれ以上に、私が影響を受けているのが
『英文表現法』の戸川晴之氏です。私のライティング指導評価でのWCFの形式や内容も含めて。
句動詞辞典は紙版をこちらの隙間に。名人の新書版で隙間を埋めて。

この区画は英文法を中心に。
『安藤講義』と『安井総覧』と『江川解説』の大御所本は他の方達とやりとりする共通基盤のためにここに置いていますが、自分で引く機会は今ではあまり多くはありません。空いたスペースに詰めた『安西英文法』も江川本が前提なくらいにはポピュラーなんですけど。
まあ、毛利本、福地本含め、大御所以外でここにあるものが私の文法観に結構影響を与えていますかね。英文法に関しての私の視座は『学習英文法を見直したい』の拙稿を是非。

英語の語彙関連。定型表現も含めて。『…科学』の二冊は評判が良いそうですが、これも他の方と話をするために読んでいるもの。『英単語学習…』の方にはあるけど、『英語定型表現…』の方には索引がないのでね。語彙研究に関わる本で索引がないってどうよ?
チャンクが語以上文未満とするなら、語とは?文とは?が面倒です。そこで文は終わる?終わらない? それとこれがペアで認識できる? という句読法は大変。そして修飾とは? はさらに難題。数量と名詞の可算不可算は常に悩ましいし…。
でもオグデンのBasic Englishには夢があったよね。

フィードバックや誤りの処理など、L2ライティング関連の本も若干ありますが、書くことそのものを取り上げたもの、英語表現や英語の語法で参照している、又は検索し比較しているもの。日本文学の英訳界隈は、なんだかんだでこの中公選書の『片岡本』が拾った感じなのかな。意欲的な三部作だった英語表現辞典(三省堂)は残念ながら絶版。

「チャンク」セミナーで参照したものに加え、普段の教材研究で使っているもの。
「名詞は四角化で視覚化」が生まれ、育った土壌と言えるでしょう。拙著の『チャンクで積み上げ英作文』って、結構しっかりした基盤で書かれているんですよ。名詞句の日英比較に関して、クライニアンズは若い世代の研究者も、一度は目を通しておくべきだと思いますよ。

新書・選書の類。
上段は日英比較も含む英語表現。老眼には文庫版での復刊は辛いので、『最所本』など、復刊したものも買っていますが、オリジナルの新書を使うことが多いです。若い世代には、最所本の復刊以上に、その衣鉢を継ぐような書籍を刊行して欲しいと切に願います。この区画のセレクションは雑多ですが、どれも私の目利き腕利きを支えてくれています。「入試問題に頼らない」となったときに、高校段階での英語表現を指導する際のシラバスとか教材ってどうすればいいか?どれくらいの英語指導者が考えていますかね?もう、今後は生成AIに丸投げになるんでしょうけど…。
下段は現代英語の実態を知る本など。私はコロナ禍のスタート辺りから「英語ニュース引用RT140字紹介&詳解」を続けていますが、ここに置いてある古い英語ニュースの読み方には全くこだわっていません。既に「新聞」だけではないので、英語ニュースとか、ニュース英語、ジャーナリズムの英語ですね (この奥の列にはジャーナリスト養成でニュースを書くための本や、ニュース英語の添削本も)。共著ですが『倉林本』から右へと文体論も少々。

文法・語法や英語学関連で雑多に。統語論と意味論と語用論と語法。一番左の二冊は面白いよね。
英語学習関連は学習者の心理を扱うものも。故ドルニェイ氏がELTの実践者だった頃の著作は、私が「オーラルコミュニケーション」の検定教科書を書いている頃のネタ本でした。
ナラティブをライティングのシラバスの基本に据えている私としては、『自伝の文法』とか『L2若年層のナラティブの談話』とか『物語』などは興味が尽きないテーマでした。パトリシア・バードって良いセンスしてたと思うんですが、もう忘れ去られていますかね。
『柏野本』は最近の『…語法ガイド』の評判が高いようですが、批判的に読むことも大事ですよ。
例えばこちらの過去ログで取り上げた項目をお読み下さい。

tmrowing.hatenablog.com

文字指導、handwriting指導でお世話になった本。書記体系、文字そのもの、綴りと発音も。
Rosemary Sassoonさんと小林章さんは外せませんし、大名力先生と手島良先生には本当にお世話になっています。借りるなら巨人の肩。

出講先の高校で読解系の授業を持つことはないのですが、この辺りはこれまでに読み、使ってきました。
上段は英文解釈・読解系でどちらかといえば大学入試寄りですね。比較的新しいものの多くは著者からの頂き物です。深謝。
下段は翻訳関連からこの棚に入る判型のものを。恩師河野一郎先生の若き日の学参もここに入れておきました。『日本語をみがく…』は、雑誌『翻訳の世界』を高校生の頃に読んでいたので、出版されてすぐの旧版(初版)を高3の時に買って読んでいました。この白いジャケットは新装版。

最初に「局所的」と書きました。
この壁面の書棚はおよそ24区画。そのうち半分の12区画分を整理できたことになります。
残りの約12区画、机の前の棚、机傍の作業台兼棚付ワゴン、そして床面のパイルと、まだまだ整理できていないものにうずくまっている、うずもれている感じです。

今日の記事はアルバムのようになりましたが、懐古録というわけではなく、先を歩む、走る者が何に悩み、何を読み、何を残してきたかを感じ取る材料にしてもらえれば。
とりあえず本日はここまで。

本日のBGM: タイムパラドックス (Vaundy)

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