藤田湘子オマージュのようなタイトルで済みません。
今日で10月も終わり、ということで出講先での授業後に思いもかけず
- Trick or Treat
と生徒が数名来たのですが、丁重にお断りしました。
私の考えは大昔のこちらの記事に詳しく書いています。
「欧米かっ!」
tmrowing.hatenablog.com
学校教育での英語の授業と「文化」の扱いでの関連記事はこちらにも。
not just to rob Peter to pay Paul
tmrowing.hatenablog.com
そんな出講先の高校での授業での、所謂「分詞構文」の扱いを考えています。
既に、noteで、私の授業傍用資料は公開済み。
あらためて「分詞」にできることを考える (2024年3月改訂版)
note.com
トップページでのセールストークがこちら。
私自身は高校生の頃に長崎玄弥氏の教材で育ったので、「分詞構文」を扱うにしても、副詞節との書き換えに労力を割いたことはありません。
教師になってからも、金子稔氏の「英作文」の教えで鍛えられて来たので、節との書き換えというものには、全く頓着することなく、「英語ではこう言うんですよ」「英語で書くならこうなりますよ」という「テクスト(=ことば)ありき」で「分詞構文」も含めた「分詞」の生息域の解説をしてきました。私が考える、「分詞( -ing形; -ed/en形)」が「副詞的」に使われるものの基礎基本は押さえられていると思いますが、独立分詞構文と呼ばれるものや、それに由来する慣用句は扱っていません。
その代わりと言ってはなんですが、-ing形 the way [as] SVや -ed/en形 as SVに2ページほどを割いて詳述しています。この辺りは類書との違いと言えるでしょう。「書き換え」も「並べ替えも」、「四択完成」さえも、練習問題が一切ないということを理解した上でお買い求め下さいますよう、お願いします。
A4で10頁。60強の例文で和訳と解説つきです。
従来「分詞構文」として教材で扱われているものに対応する資料としては充分すぎるくらいには仕上げてあるのですが、近年の英語の実態を見ると、もう少し柔軟な扱いが必要だと感じ始めています。
最近の「英語ニュース引用RT 140字紹介&詳解」では、こんな投稿をしていました。
日本の教材の「分詞構文」では文末の-ing形は
同時並行
結果
付帯状況(時に理由・原因)
とされることが多い。
近年の(メディアの)英語では
General→Specificで行為・現象の例証 (数量の増減変化の説明に多い)
そしてこの記事の
焦点となる行為・表面化した現象→その意味づけ・評価
が増えた印象日本の教材の「分詞構文」では文末の-ing形は
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2025年10月29日
同時並行
結果
付帯状況(時に理由・原因)
とされることが多い。
近年の(メディアの)英語では
General→Specificで行為・現象の例証 (数量の増減変化の説明に多い)
そしてこの記事の
焦点となる行為・表面化した現象→その意味づけ・評価
が増えた印象 https://t.co/M8dWyFYdxf
元ツイのニュースの英語はこうなっています。
The Israeli military has launched attacks across Gaza after PM Benjamin Netanyahu ordered “powerful strikes” on the war-devastated territory, violating the US-brokered ceasefire.
The Israeli military has launched attacks across Gaza after PM Benjamin Netanyahu ordered “powerful strikes” on the war-devastated territory, violating the US-brokered ceasefire.
— Al Jazeera English (@AJEnglish) 2025年10月29日
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気になるのは、文末の -ing形の意味と働きですね。
この英文は自動翻訳だと、
Kagi訳: 米国が仲介した停戦に違反し、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が「強力な攻撃」を命じたことを受け、イスラエル軍はガザ各地で攻撃を開始しました。
DeepL訳: イスラエル軍は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が戦争で荒廃したガザ地区への「強力な攻撃」を命じた後、ガザ全域で攻撃を開始し、米国が仲介した停戦合意を破った。
のようになるのですが、この訳では、「Aという焦点となる行為は、とりもなおさず、Bしているという意味を持つのだ」、というこの用法の持ち味が表されていません。
ということで、生成AIに訊いて見ました。
Claude
ご指摘の通り、この分詞構文は「焦点となる行為→その意味づけ・評価」という現代英語の特徴的な用法ですね。
この用法の持ち味を活かして訳すなら:
「イスラエル軍は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が戦争で荒廃したガザ地区への『強力な攻撃』を命じた後、ガザ全域で攻撃を開始した。これは米国が仲介した停戦合意への違反に他ならない。」あるいは、より日本語として自然に:
「イスラエル軍は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が戦争で荒廃したガザ地区への『強力な攻撃』を命じた後、ガザ全域で攻撃を開始した。この行為は米国が仲介した停戦合意を破るものである。」この訳し方により、「攻撃を開始した」という焦点となる行為が、「とりもなおさず停戦違反という意味を持つのだ」という書き手の評価・意味づけが明確に表現されます。単なる時系列の説明ではなく、行為に対する批判的な評価を含んだ文構造であることが日本語でも伝わります。
ChatGPT 5
以下のように訳すと、「焦点となる行為→その意味づけ(評価)」という -ing 構文の用法が自然に表せます。・イスラエル軍は、戦争で荒廃したガザへの「強力な攻撃」をベンヤミン・ネタニヤフ首相が命じたのを受け、ガザ各地で攻撃を開始した—米国仲介の停戦に違反するかたちだ。
・イスラエル軍はガザ全域で攻撃を開始した。戦火で荒廃した同地への「強力な攻撃」をネタニヤフ首相が命じたことを受けたもので、米国仲介の停戦を踏みにじる行為である。
・イスラエル軍は、ネタニヤフ首相が戦火に荒れたガザへの「強力な攻撃」を命じたのを受け、ガザ各地で攻撃を開始した。すなわち米国仲介の停戦に対する違反である。ポイントは、「violating ...」を「〜というかたちだ/〜に当たる/〜ということだ」として、出来事に付ける評価・意味づけとして独立させることです。
Gemini
ご指摘、慧眼恐れ入ります。まさにその通りで、近年の特に報道英語において、文末の-ing形が単なる付帯状況や結果を超え、「主節で述べられた行為・事象が、どのような意味を持つのか、どう評価されるべきかを提示する」という、より積極的な役割を担うケースが非常に増えています。自動翻訳がこのニュアンスを捉えきれないのは、構文を「Aして、そしてBした」という並列・逐次的な関係としてしか処理できないためです。ご指摘の通り、この英文の核心は「イスラエル軍の攻撃開始」という行為が、とりもなおさず「停戦違反」という評価・意味づけを持つ点にあります。
この「行為→その意味づけ」という特徴的な用法を活かして、自然な日本語に訳すと以下のようになります。
提案する翻訳例
翻訳案1(最もニュアンスを忠実に再現):
ベンヤミン・ネタニヤフ首相が戦争で荒廃したガザ地区への「強力な攻撃」を命じたことを受け、イスラエル軍はガザ全域で攻撃を開始。米国が仲介した停戦を破る形となりました。ポイント:
・まず「攻撃を開始」という客観的な事実を提示します。
・その上で「〜形となりました」と続けることで、「その攻撃は、結果として、あるいはその性質上、停戦を破るという事態になった」という評価・意味づけを明確に示しています。これは日本語のニュース記事で頻繁に使われる表現であり、元の英文の持つ「事実→その意味」という流れを非常に自然に再現できます。翻訳案2(より簡潔に一体化させる):
ベンヤミン・ネタニヤフ首相が戦争で荒廃したガザ地区への「強力な攻撃」を命じたことを受け、イスラエル軍は、米国が仲介した停戦に違反する攻撃をガザ全域で開始しました。ポイント:
・こちらは「停戦に違反する」を「攻撃」を修飾する連体修飾節として組み込む方法です。
・これにより、「開始された攻撃」がどのような性質のものであったかを、文の中で一体化させて説明しています。「攻撃=停戦違反」という関係性が明確になります。これも非常に自然な訳です。翻訳案3(解説的なニュアンスを強める):
(前略)イスラエル軍はガザ全域で攻撃を開始しました。これは、米国が仲介した停戦に違反するものです。ポイント:
・一度文を切り、「これは〜ものです」と続けることで、前の文で述べた行為全体を指し示し、その意味を解説するスタイルです。
・報道の解説や論評などで使われる表現で、書き手の評価・判断をよりはっきりと示す効果があります。まとめ
ご指摘の用法は、書き手が客観的な事実を述べつつ、それに特定の解釈や評価を付与したい場合に極めて有効なレトリックです。The attacks (焦点となる行為) → were a violation of the ceasefire (その意味づけ・評価)
この関係性を日本語で表現するには、自動翻訳が生成しがちな「〜し、〜した」という並列の訳ではなく、
・「〜(する)形となった」
・「〜に違反する(〇〇となった)」
・「これは〜ものです」
といった表現を用いることで、元の英文が持つ「行為とその意味づけ」という修辞的な深みを的確に伝えることができます。素晴らしい着眼点だと思います。
上述のタイプで言えば、General→Specificの展開に属すると思われる文末の -ing形を見ておきましょう。
文末の分詞構文で詳述することがあるが、ここではpick up on ≒detectなので冗長な印象。もう少し整理工夫ができたと思う。
associated withやrelated with 、更にはlinked to など、関連があることはわかるが因果関係の曖昧な表現には要注意。with 程度 accuracyはaccuratelyを副詞で修飾しない工夫。文末の分詞構文で詳述することがあるが、ここではpick up on ≒detectなので冗長な印象。もう少し整理工夫ができたと思う。
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2024年3月1日
associated withやrelated with 、更にはlinked to など、関連があることはわかるが因果関係の曖昧な表現には要注意。with 程度 accuracyはaccuratelyを副詞で修飾しない工夫。 https://t.co/jp4zGAuqIP
元ツイはこちら。
Pet dogs of various breeds can be trained to pick up on smells associated with Parkinson's disease, detecting them with almost 90 per cent accuracy.
Pet dogs smell Parkinson's disease with almost 90 per cent accuracy | New Scientist
Pet dogs of various breeds can be trained to pick up on smells associated with Parkinson's disease, detecting them with almost 90 per cent accuracy. https://t.co/mpNKw1vP5J
— New Scientist (@newscientist) 2024年2月29日
Kagi訳: さまざまな犬種の飼い犬は、パーキンソン病に関連するにおいを嗅ぎ分けるよう訓練でき、約90%の精度で検出できます。
DL訳:
様々な犬種のペット犬は、パーキンソン病に関連する匂いを感知するよう訓練することができ、ほぼ90%の精度で検出できる。
ここでは、「訓練で犬は匂いのかぎ分けが可能」→「かぎ分け精度は約90%」という展開で、「%」での「数値」が出てきました。
この「数値」に関わる変化を説明するような文章でも、文末の -ing形は多用される印象です。
次の英文の文末の "earning" も類例と言えるでしょう。
Facebook parent @Meta's first quarter profit jumped past Wall Street expectations, earning $7.47 billion in the January-March period.
It cut a sharp contrast with Google parent Alphabet, which reported what analysts called disappointing earnings.
Facebook parent @Meta's first quarter profit jumped past Wall Street expectations, earning $7.47 billion in the January-March period.
— The Associated Press (@AP) 2022年4月27日
It cut a sharp contrast with Google parent Alphabet, which reported what analysts called disappointing earnings. https://t.co/N7fy7q0o4H
Facebookの親会社@Metaの第1四半期の利益は、ウォール街の予想を上回る大幅な伸びを示し、1月から3月までの期間に74億7,000万ドルの利益を上げました。
この記事を紹介したときには、まだ十分な説明ができていませんでした。
基準時制は過去でjumped。past A expectationsでAは名詞expectationsに対して意味上の主語の働き。比較級相当。主文の主語に一致する結果の分詞構文earningは時系列で。第二文も過去形でcut。先行文脈を受けるカンマwhichの関係代名詞の非制限的用法。reportedの目的語に名詞のかたまりを作るwhat。 https://t.co/TQepanQSTm
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2022年4月27日
ここでは
- 「予想外の大幅な利益の伸びがあることをgeneralに示す」→「具体的な数値で、予想外といえるだけの大幅な利益の伸びをを得たことを述べる」
という展開になっています。
次の例の文末の -ing形も類例です。
International students are 1.1 million strong, making up 6 percent of U.S. enrollments.
留学生は110万人で、米国の学生総数の6%を占めている。
www.insidehighered.com
今見た ", making up" も一般的な教材では「結果」として扱われるものかもしれませんが、ここでは増減の表現に続いて到達する数値を示しているのではなく、主文のgeneralな記述の意味付け、価値付けとなるspecificationとなっています。数値に続く "strong" は「人」「名」を表すものです。
数量の変化でいえば、図表・グラフの説明で使われる例も見ておきましょう。
以下の英文は、ある表をClaudeが説明したものです。
The table presents forest area data across six continents from 1990 to 2005, measured in millions of hectares. Europe had the largest forested area throughout the period, maintaining approximately 1000 million hectares with a slight increase from 989 to 1001 million hectares. South America ranked second, though it experienced the most significant decline, dropping from 946 to 882 million hectares over the 15-year span.
Africa showed the third-largest forest coverage, decreasing steadily from 749 to 691 million hectares. North America remained relatively stable at around 705-708 million hectares, showing minimal change.
個別に見ていきましょう。日本語訳はGeminiが担当しました。
1. Europe had the largest forested area throughout the period, maintaining approximately 1000 million hectares
with a slight increase from 989 to 1001 million hectares.
※ここでは全期間を通じて森林面積が最も広かったのはヨーロッパで、約10億ヘクタールを維持し、9億8900万から10億100万ヘクタールへと微増しました。2. South America ranked second, though it experienced the most significant decline, dropping from 946 to 882 million hectares over the 15-year span.
※南アメリカは2番目に位置しますが、減少幅は最も大きく、この15年間で9億4600万から8億8200万ヘクタールへと落ち込んでいます。3. Africa showed the third-largest forest coverage, decreasing steadily from 749 to 691 million hectares.
※3番目に広かったアフリカは、7億4900万から6億9100万ヘクタールへと着実に減少しました。4. North America remained relatively stable at around 705-708 million hectares, showing minimal change.
※北アメリカは7億500万~7億800万ヘクタール前後で比較的安定しており、変化はごくわずかでした。
以下、Geminiによる、訳出のポイント。
翻訳のポイントと-ing形の処理
この種の英文の-ing形を自然な日本語にするには、「~しながら」と訳すのではなく、日本語の「詳述」の型に当てはめるのが鍵となります。・dropping from 946 to 882...(減少)
原文の構造: It experienced the most significant decline, (具体的には) dropping from...
自然な日本語: 「減少幅は最も大きく、9億4600万から8億8200万ヘクタールに減少しました。」
ポイント: -ing形の内容を、独立した節や文のように「~に減少しました」「~へと落ち込みました」と訳すことで、「事実+その詳細な数値」という流れを自然に表現できます。・decreasing steadily from 749 to 691...(減少)
原文の構造: It showed the third-largest coverage, (その推移は) decreasing steadily...
自然な日本語: 「3番目に広く、7億4900万から6億9100万ヘクタールへと着実に減少しました。」
ポイント: 上記と同様に、具体的な変化の様子を述べる部分として訳出します。・showing minimal change.(状態の説明)
原文の構造: It remained relatively stable, (つまり) showing minimal change.
自然な日本語: 「比較的安定しており、変化はごくわずかでした。」
ポイント: ここでの-ing形は、前の「stable」という言葉を言い換えて意味を補強する役割です。「つまり~ということです」というニュアンスなので、「変化はごくわずかでした」と文を続けることで、その意味が明確になります。・maintaining approximately 1000 million hectares...(状態の詳述)
原文の構造: It had the largest area, (どのような状態かというと) maintaining...
自然な日本語: 「面積が最も広かったのはヨーロッパで、約10億ヘクタールを維持し、~へと微増しました。」
ポイント: 動詞の連用形(~し、)を使って自然につなぐことで、大きな事実(最大だった)とその具体的な状態(10億haを維持)をスムーズに説明できます。
このように、General→Specificで用いられる-ing形は、文脈に応じて「~へと変化しました」「~でした」「~し、」といった、日本語で詳細を補足する際の自然な表現に置き換えることで、原文の意図を的確に伝えることができます。
今日取り上げた文末の -ing形は、次のような、付帯状況とは異なる用法だと私は考えています。
A powerful atmospheric river will arrive in California on Sunday, bringing very heavy rain and potentially life-threatening flash flooding as well as mountain snow to much of the Southland through Tuesday, National Weather Service said.
A powerful atmospheric river will arrive in California on Sunday, bringing very heavy rain and potentially life-threatening flash flooding as well as mountain snow to much of the Southland through Tuesday, National Weather Service said. https://t.co/Vz76lrQ3Jo
— CBS News (@CBSNews) 2024年2月4日
この記事はそもそも、 atmospheric riverの解説で引用紹介したものでした。
元ツイ関連記事別媒体。
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2024年2月4日
potentially life-threatening は副詞+形容詞だが、「命に関わる危険性がある」などと品詞を置き換えて読むと実感しやすい。日英でも応用可能。flash flooding「鉄砲水(が起こること)」。
次に来る前提を示す標識ではなく、今時(?)の「添加の用法のas well as」 を丁寧に。 https://t.co/KwYhzKeIvB
ここでの ", bringing" は、「atmospheric riverの到来に伴って起こり得る被害」に補足説明として言及していますから、「詳述」ではあるけれども、「付帯状況」の一種と見ていいでしょう。
また、「先行文脈を受けて、意味上の主語を名詞(句)として抽出する」、所謂「関係代名詞の非制限的用法」に準ずる、文末の -ing形とは、その意味上の主語の扱いの点で異なるものである、という部分も指摘しておきます。次の例では、 meaningの意味上の主語はweekでもitでもなく、主文から抽出される「ことがら」です。
It was a quiet trading week, meaning that not many shares were bought or sold.
今週は動きのない週だった. つまりあまり多くの株が売買されなかったということだ (Wisdom英和)
こちらの -ing形の用法は既に、上述のnoteの記事で取り上げて解説していますのでご笑覧下さい。
以上、現代英語の -ing形の用法で、「気になる」実例をとりあげ、生成AIとのやり取りを紹介しました。彼ら/彼女らの説明にはどの程度の「説得力」が感じられたでしょうか?
本日はこの辺で。
本日のBGM: 十月(いちおう捨てるけどとっておく)/スカート
2025年11月1日追記:
「意味付け;価値付け」を意味する文末の-ing形の用法は、次のような「解釈を示す進行形」の用法と通じているような気がしています。さらに類例を精査したいと思います。
記事本文は学びどころ満載。
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2022年10月13日
指定文相当とも言える「意味づけ;解釈」の現在進行形の例。
接続詞扱いのanytime that SV確認。
inevitably「否応なしに」
“Anytime that you make art about a life-altering experience, you’re inevitably helping yourself work through that,” Milloy said https://t.co/k6R6v8Lnze
進行形が単なる活動の描写ではなく、言動の解釈や定義・意味づけをする用法があるが、その典型例。イントロがwhen SV や if SVではなく、by + 動名詞で、しかもnot + ing で「否定」、メインのSVも否定となっているのを確認。<否定があればそれに取って代わる肯定で支持>と対照で焦点化のnotを確認。 https://t.co/L15E2c9mMl
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2024年8月14日
解釈・意味付けの進行形の類例。
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2025年6月25日
“Whether we’re shy or outgoing, in a rural area or a big city, we can all do really personal things to be better people,” says coauthor Irene Latham. “And if we do that, we’re making the world better.”https://t.co/cfZRzyxYGG
増減など変化の結果を表す従来型の表現はこちら。
「このブログ記事の更新で、2025年の記事の投稿総数は103本で、2024年の1年間の総数に並びました。」
"With this blog post update, the total number of posts so far in 2025 has reached 103, matching the total for the entire year of 2024."
似ているけれどもちょっと温度差があるように感じるのが、次の例。
「以前の投稿数は、というと、2009年のブログ記事総数は206本で、2024年の投稿総数の2倍となっていました。」
"As for the number of posts previously, the total number of blog articles in 2009 was 206, doubling the total number of posts in 2024."
これを「結果」というのだとしても、それは「比率の計算結果」ですね。
2025年11月4日追記:
Twitterの投稿から実例を追加しておきます。🔥Ukraine hit nearly 2 dozen critical oil & gas sites in just one month crushing Russia’s oil industry.
— 𝐀𝐧𝐧𝐚 𝐊𝐎𝐌𝐒𝐀 | 🇪🇺🇫🇷🇵🇱🇺🇦 (@tweet4Anna_NAFO) 2025年10月5日
🛢️ Oil & gas revenue is at a 5-year low
🪙 Down 22% in 2025 projections
📉 Revenues from oil/gas down 25% in Sept
Result? Fuel shortages across Russia & occupied Crimea
4/25 pic.twitter.com/mn3JltFvXK
- Ukraine hit nearly 2 dozen critical oil & gas sites in just one month crushing Russia’s oil industry.
カンマはありませんが「意味づけ・価値づけ」の例と言えるでしょう。
2025年11月16日追記:
この日のブログで取り上げている、文末の -ing形と似た「 G→Sでの具体化」や「意味付け」の用法に、withの付帯状況があります。
Hundreds of donations have been made to a hospital in Toronto in honor of Alex and Kayla Vesia, who lost their daughter on October 26th, 2025.
Over 400 donations from the U.S. have been recorded, with many being $51 to honor Vesia and his numberHundreds of donations have been made to a hospital in Toronto in honor of Alex and Kayla Vesia, who lost their daughter on October 26th, 2025.
— Dodgers Nation (@DodgersNation) 2025年11月10日
Over 400 donations from the U.S. have been recorded, with many being $51 to honor Vesia and his number 🙏
We have some of the best fans… pic.twitter.com/YbxESLTdl6
完全に主語と一致するのではなく、主語にある寄付の内訳で最大の金額が背番号に因んだ51ドルであることを確認。
withでの具体化の類例を追加
someの効き目。withの付帯状況に注意。paymentsは無冠詞複数で具体化・個別化を予想。分詞はranging(既に前置詞化か?)
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2020年8月16日
「AにはBからCまである」と具体例の幅を表す A range from B to C がそのベースにあって、「ピンキリ」を強調で下は「わずか1ドル」から「上は」で to の前に all the way up 。 https://t.co/xhGDqGHkiP