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New Improved

前回の記事で取り上げたホワイトハウスのthe East Wing の取り壊し騒動。

続報でこんな記事もありました。

Satellite images show President Trump's project to build a grand ballroom has appeared to take down at least six trees on the White House grounds — including two historic magnolia trees commemorating Presidents Warren G. Harding and Franklin D. Roosevelt.

ここで指摘されているマグノリアの木に関してはこちらを参照。

Commemorative Tree Plantings
www.nps.gov

他にも取り壊されているものが…。

Satellite images show that President Trump's project to build a $300 million grand ballroom appears to have removed two historic magnolia trees on the White House grounds, as well as the Jacqueline Kennedy Garden.

詳しくはこちら。

Jacqueline Kennedy Garden
www.nps.gov

これまでの大統領ゆかりの木も気にすることなく、大統領夫人ゆかりの園などなんのそのですね。

私が前回この話題を取り上げた趣旨もツイートしていましたが、ほぼほぼスルーされています。

先の拙ブログ記事で「我々が麻薬船だと思えば撃沈しても良い」と言わんばかりの米海軍の攻撃や、舞踏場と引き換えのホワイトハウスのthe East Wingと呼ばれる部分のdemolition騒ぎを取り上げていますが、イスラエルによるGazaでのジェノサイドやdevastationにももっと関心を持てよ、ということです。

ツイッターの反応って本当に不思議なものでして、今月初頭にこんな投稿をしていました。

まさかの改訂!
3分の1の450問がどれか確認したいと思います。

こちらの問題集の改訂版ですね。

中尾 孝司 著
宮下 卓也 著
『スクランブル英文法・語法 5th Edition』(旺文社)
www.obunsha.co.jp

私の投稿への「いいね」は僅かに21でした。

その補足でのこの引用RTには10いいね。

出講先で現行版(第4版)を使いましたが、ほぼ、全編にわたって自分で解説を書き、問題によっては修正を加えていました。
もう10月で旧版になるのであればチラ見せしても大丈夫かな?

この投稿には、私の授業用ハンドアウトの抜粋も付けているんですが、そのハンドアウトで何をどう扱っているか、どこを修正し、何を追加しているかには興味関心は薄い模様。

で、昨日の投稿です。

密林から到着。
取り急ぎ「第6章」までの全問を確認済み。

この投稿に、なんと79の「いいね」。さらに23のブックマーク。
添付は書影と目次の一部くらいで、これを見ても改訂版の中身は殆どわからないのにね。

続投となるこちらについた「いいね」は僅かに13。

その補足。

先ツイで私が「問題があるかな」と言っているのは、入試出題の問題文そのものの文脈が希薄で、英文として不自然さを感じるもの、現代英語の実態からその正答を典型例とすることが躊躇されるものが若干ある他は、解説で文法上、語法上の補足注記や類例の追加が望まれるものですね。

問題の英文そのもの、解説の中身など、私が気になる問題番号、旧版で問題ありと思っていて、今回書き換えられ改善された解説や、良問で差し替えられた問題の番号だけを列挙しているのですが、そんな情報には関心は薄い模様。

そのうちのひとつを指摘したツイートがこちら。

例えば章立てで言うと「動名詞」に入っている130番の問題は、旧版では専修大の過去問が当てられていて、今回は問題が差し替えられているが、出題校名は無し。
現代英語では動名詞全般ではなくmakingとchoosing (またはchoice)
がメイン。それ以外ではdevisingとdoing
を押さえておけば十分では?

写真も再録。

NOWコーパスでの上位の経年分布。

COCAでベンチマーク。

COHAで通時的概観。

COCAでchoosingとchoice(s) での比較を。

この表現は、私が高校生の頃に既に「動名詞」の項目で扱うことが疑問視されていました。

51. 動名詞 (1): of one's own 〜ing (自分で〜した = 〜ed by oneself)

この公式は大ていの参考書にある。
1. These are tomatoes of my own growing (=tomatoes grown by myself). (これらは自分で作ったトマトです)
2. You must reap the harvest of your own sowing. (自分でまいた種は自分で刈りとらなければならない)

Informants によれば 1. は ‘far too formal and stilted' であり, 2. は ‘very old-fashioned' である。 次のような修正を示してくれた。
1a. I grew these tomatoes.
b. These are my own tomatoes.
2a. You will pay for your crimes.
b. You must reap what you sow.

これは、河上道生 『英語参考書の誤りを正す』(大修館書店、1980年)の pp. 132-133からの引用。
私は高2のときにこれを買って、自分の手持ちの英語教材全てをチェックしましたから。

私の補足のツイート。

もし、この表現が入試頻出なのであるなら、「語彙・語法」のセクションで扱えばいいと思っています。
例えば
一般動詞のneed+ -ing 形(または行為名詞)の用法
は508番で「動詞の語法」の問題として扱っているので。
それでも、-ing になる動詞の方は見直しが必要だとは思いますけど。

ここで、「-ing形になる動詞の方」の見直し、というのは “repair” の扱いですね。
一般動詞needだけの問題ではなく、repairという語特有の問題でもあるので、試験での出題にはもっと注意を払ってほしいところなので、こんな記事をnoteで公開しています。

needの指導法を精査する必要性(2025年6月修正版)
note.com

関連事項として、当該書とは異なる学参に関して、こんなツイートもしていました。

元ツイと同じ出版社の旺文社から2025年になって出ているこちらの本ではp. 214の熟語・慣用句の項目として
(?) This old watch needs careful repairing.
という例文を示しているが、これには疑問符をつけておく。
repair自体「修理」という意味の名詞で使われ、動名詞にする必要がない場合が多いので。

こちらの本です。

竹岡 広信 著
『大学入試 読むため書くための英文法ハンドブック』(旺文社)
www.obunsha.co.jp

写真も再録。

名詞としてのrepair(s)の用法をNOWコーパスで確認。repairingも含めて検索はしています。この名詞のrepair(s)の用法は英和辞典にも載っていますので、手持ちの辞書でご確認を。

同じ用法をCOCAで。

Ngram Viewerでの "needs careful repairing" の検索結果。書き言葉ではヒットせず…。

repairの扱いの改善も含めて、上述のnoteの記事を是非、お読み下さい。

今日取り上げた問題集で誤解があるといけないので言っておきますが (= To be clear)、『スクランブル』は

  • 見開き2ページ構成の入試過去問頻出精選

の類書に比べれば相当に良くできた問題集だというのが私の評価です。

このブログでも「気になる語法」を数多く取り上げていますが、私は別に「語法オタク」を極めたいわけではなく、

  • 筋の悪いテストで英語が出来る出来ないを決められてはたまったもんじゃない!

という自分が高校生の頃から思っていることに向き合い続けているだけのことです。

本日はこの辺で。

本日のBGM: Do, Magnolia, Do (Severin Browne)

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