以下の内容はhttps://tmrowing.hatenablog.com/entry/2025/03/31/174612より取得しました。


まずは教師が自分自身のために

3月が終わります。

  • 29日の英文ライティング指導法のセミナー
  • 30日の辞書&オンラインコーパス活用法のセミナー

も終了しました。

今日はそのうち、29日のセミナー

指導者対象 英文ライティング指導法セミナー:表現と論理〜今春の和文英訳と英文ライティングの入試問題を診る

の受講者から寄せられた「フィードバック」を匿名で紹介したいと思います。
この受講者の声が耳に届いた方、心に響いた方は、次回以降のセミナーの機会を活かしていただくか、有志を募っての勉強会や、学校単位での研修会などオンデマンドでセミナーを提供可能ですので、ご相談下さい。

指導技術も方法論もまだまだ未熟な私ですが、このセミナーを通して、「良い英文」になるべく多く生徒に触れてもらうこと、「良くない英文」にはなるべく触れてもらわないことの重要性を再確認しました。松井先生の言葉を借りれば、「生息域を実感してもらう」ことでしょうか。そのためには、教材研究を含めた綿密な事前準備が必須で、私のような駆け出しの英語教員(来年度で3年目)には、特に時間をかけた準備が求められると感じました。校内の様々な業務に翻弄されるときも多いですが、テクストに対する真摯な姿勢を取り続けられるように、精進していきます。音声はオフにしていましたが、鋭い指摘やユーモアに膝を打ちながら拝聴していました。本日はありがとうございました。

大変密度の濃い三時間半でした。和文英訳を和文英訳で終わらせるのではなく、英語ライティングにどのようにつなげるかという視点、生成系AIとの付き合い方など、英語指導者として持っておくべき考えを学ばせていただきました。また、今年行われた大学入試における問題点のお話を聞き、(私を含め)受験指導業界の大学入試英語問題分析の甘さを痛感するとともに、学ぶものとしての姿勢を正すきっかけとなりました。
英語面だけでなく、学ぶ姿勢においても、生徒がより成長できるよう、一指導者(そして学習者)としてこれからも学び続けたいと思います。
本日はありがとうございました。

先生のセミナーには数年前に対面のものに参加したことがありましたが、子供が生まれてからは参加が難しかったため、今回のオンライン形式でのセミナーは自宅から参加することができて大変ありがたかったです。
今回のセミナーでは「今春の入試出題をみる」の部分を特に興味深く拝聴しました。勤務校では某大志願者の指導を担当することが多く、過去問も見る機会が多いのですが、某学部の英作文は無理があると常々感じていました。しかし、今まで予備校や出版社の出している解答解説を見ても、その問題の前提条件について批判する内容はほぼ見当たらず、モヤモヤした気持ちが残りつつ指導を行なってきました。松井先生の今回のセミナーでずばり問題の設定が甘すぎる悪問であるということを指摘していただき、心が晴れた気持ちがあります。
やはりまずは指導者本人がオーセンティックな素材に日々触れて英語力を磨き、知的に怠惰であってはならないと、認識を新たにしました。
子供が小さいのでセミナー参加は難しいところが多いのですが、これからも機会を見つけて参加させていただきたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

本日はご指導ありがとうございました。
お話しいただいた内容はどれも興味深く、また多岐にわたってボリュームのあるセミナーでしたので、まずはしっかり内容を消化したいと思います。
特に入試問題に対する批評や問題の分析、また、学習素材として用いる際の留意点などは、大学受験予備校で英語を教えている身としては、少し耳の痛い部分がありましたが、興味深く聞かせていただきました。
過去問の指導をしている際に、英作文に限らず、問題の意図が不明瞭など、悪問と思われる問題を指導しなければならない場面はありますが、そのような場合、作問者の意図を汲み取り、忖度してお行儀の良い答えをいかに作るかという点にフォーカスを当てることが多いです。
しかしながら、そのような指導では、生徒の中にある健全な、若しくは素朴な批判精神の芽を摘んでいることになるかもしれないという点を、今日のセミナーを聞きながら自戒しました。
その他、コーパスや生成AIのお話も大変参考になりました。
また、機会があればこちらのトピックでのセミナーなどにもぜひ参加したいと思います。
本日は誠にありがとうございました。

次はかなりの長文ですので、一部カットしています。

大変示唆に富む内容で、あっという間の時間でした。
私自身、教員になってから大学入試に向けた指導から離れていた経緯もあり、過去問題や今年度も問題等に関する部分では、自信の勉強不足を痛感いたしました。本日学ばせていた内容を踏まえて、英語科教員だからこそできる指導に努めたいと思いました。以下、私が特に印象深かった内容に関して、感謝の思いも込めて、感想を伝えさせてください。
 特に印象深かったのは、すべての内容においてですが、生徒の声を大切にし、先生がご自身の指導を常にブラッシュアップされていた点です。「最も学び甲斐があった」と感じた問題の具体例を詳細な分析で、北国の町の描写や、タイムトラベルといった、単なる文法知識の運用に留まらない、生徒の興味や想像力を掻き立てるような問題が高く評価されていることから、和文英訳指導において、生徒の主体的な取り組みを引き出す問題設定の重要性 を改めて認識いたしました。入試の先につながる指導に努めたいです。
 また、「和文英訳」を文法指導の下請けにしないというお考えに深く共感いたしました。文法事項の確認に終始するのではなく、名詞句を中心とした「チャンク」としての出し入れを徹底することで、生徒が意味のまとまりで英語を捉え、より自然で適切な英文を生成する力を養うというご指導方針は、 幅広い習熟度の生徒への指導にも通じる欠かせないものだと感じました。着実に基礎を築くためにもドリルにバリエーションをもたせながら、今後の授業でも、積極的に取り入れていきたいと考えます。高2段階で比較表現を丁寧に導入するという指導も大変参考になりました。
 英文ライティング指導においては、「ナラティブが全ての基本」であるというご指摘が、私自身欠けていたと感じました。Story Grammar の6観点 に基づいた語り文の指導から、描写・説明文、そして論証文へと発展させていくという段階的なアプローチは、生徒が無理なく多様なテクストタイプに対応できる力を身につける上で非常に有効だと思いましました。特に、テキストタイプに応じて、生徒に丁寧に、Cubingや、論理的な構成のための SPREなど、idea generationの指導をすることで、各前段階の指導の必要性を確認できました。
 生成系 AI の援用についても、その可能性と限界、そして何よりも指導者自身の役割の重要性を再認識いたしました。AIによるフィードバックの速さや客観性は魅力的な一方、安易な丸投げは指導者の成長を妨げるという警鐘は肝に銘じたいと思います。AIをあくまでも補助的なツールとして活用し、人間によるきめ細やかなフィードバックを通して、生徒の思考力や表現力を育成していくこと、安易な「和文和訳」を排除し、「つながり」と「まとまり」を重視した和文の指導、提示された例文を通して、一文一文の正確さだけでなく、文章全体の流れや構成を意識させ、「論理の穴を埋める」ことを強調する重要性を学びました。
 以前より、先生の著書『パラグラフ・ライティング指導入門』(大修館書店)を拝読しておりましたが、先生から直接、具体的な指導例を交えてお話を伺うことができ、私自身のWriting指導への理解が深まったと感じております。今回のセミナーで得られた数多くの貴重なご示唆を、日々の授業に活かし、生徒の表現力と論理力を高める指導実践に繋げていきたいと存じます。本日はありがとうございました。


次もかなりの長文ですので、一部カットしております。

セミナーで特に気になった言葉などを挙げながら、私が考えたり思ったりしたことを共有させていただきたいと思います。

「自分のことばの成熟」
英語であれ、日本語であれ、自分のことばを持つことの重要性、そして、それを成熟させていくことの重要性についてあらためて思いをいたしました。そのためには、先輩や先達や師のことばに誠実に向き合うことが必要だと痛感。言葉の意味を歪め、日本語を毀損してまで、私利や権力に固執する輩が跋扈する時代においてはなおさらのことだと思います。
最初のスライドを観て、『英文表現の基本と実際』や『チャート式基礎と演習英作文』を取り出してあらためて読んでみようと思い、書架に向かいました。松井先生のセミナーを受講するということは、その時間だけの問題ではなく、私が過去に手に取ったり購入したりした本や、そこに書かれていることばに改めて向き合う、また今まで知らなかった著者やそのことばに出会う契機、という意味で、私の過去にも未来にもつながっています。また、私が教える生徒にも、科学的・論理的に物事を考え、豊かな言語生活を享受し、世界の豊かさに率直に驚嘆できるひとになってほしいという思いで接しています。

「論理の隙間」
日本文では、特に違和感を感じないが、それを逐語的に英語にしてしまうと、その「隙間」が顕在化してしまう、英語では「ロジック違反」になってしまう。某大学の和文英訳などは、あえて、そのような日本文を選んでいるのでしょうか。あのテキストは、私も使ったことがあるのですが、今回のセミナーを受講して、あらたな学びも多くありました。

general→specific
生徒を指導していて、案外、わかっていない、できていないことが多い、と感じています。和文英訳であれ、自由英作文であれ、日本語(自由英作文の場合は頭の中に浮かべた日本文)の逐語的な訳に固執してしまうせいか「抽象・一般⇄個別・具象」の区別がつかない生徒も多くいます。
私は、「『抽象・一般⇄個別・具象』の昇り降り」ということばで、説明していますが、例えば、「TVゲームが子どもに与える影響について書きなさい」というお題を与えると、ほとんどの生徒が「目が悪くなる」をまず最初に挙げて、そのレベルに終始してしまう。「視力の低下」をhealth problemsと(個別・具象化するよりも先に)一般化・抽象化することが苦手。

「英文ライティング」指導の基礎基本: テクストタイプへの対応
生徒を指導していて、テキストタイプの分別にもっと敏感にさせる必要があると感じています。驚くほど無頓着。
また、日本語訳を読んでその内容やメッセージがわかれば、それが「英語を読む」こととidenticalだと思いこんでいたりする生徒も多いように思います。
最近「深い読み」ということばもよく耳にしますが、このことばがmisleadingになっているのではないか、と感じることもあります。「深い読み」の前に、紙面にインクで表されている「ことば」が読めていない。どうして、ここで、このことばを使っているのか、前の文のどのことばとのつながりで、そのことばが選択されたのか、など、まず、「表面的な」読みが必要なのではないでしょうか。

「今春の入試出題を診る」
今日のセミナーを受講し(また、ブログを読ませていだいて)単に「問題を解く」「模範解答を作る」ことの前に、入試問題そのものをしっかり読み、吟味し、批評し、批判すべき点は批判することの重要性にあらためて気づきました。それが、今後の生徒の指導にも生かされるものになるということを実感しています。

「生成系AI の援用」
ついついquick responseのようなものを求めてしまいがちですが、今回のセミナーで、そのAI活用の実演を紹介していただいてたいへん参考になりました。安易な活用ではなく、どこで、どのように使うべきなのか、AIとのやりとりをじっくりと行うことの重要性。「フィードバックの丸投げは指導者の成長を妨げることもある」を肝に銘じておきたいと思います。

オンラインコーパス
前回のセミナーでも実演を見せていただきましたが、その後、premium accountを取得し、自分なりに使い始めています。松井先生の実演やセミナーでの解説に接していなければ、思いきることができなかったと思います。
今後も、活用し、生徒の指導にも還元できるようにと思っております。

一部の予備校でも、高等学校段階の教員を対象にした研修で「英作文」や「ライティング」の講座があるかと思いますが、そういった「入試対策」で見誤りがちな部分にも光を当てるとともに、「入試対策」を最終のゴールとしない教室・学習者でも十分対応可能な指導内容を提供していると思っています。
また、その取り組みを通じて「英語の指導者としての知識・知見」を蓄え、磨くヒントも得られることと思っています。
私がいつまで、この内容と水準でのセミナーを提供できるかは分かりませんが、必要としている人に一人でも多く届けば、と願って止みません。

現在は、オンラインでの個別指導で、大学受験生レベルだけでなく、一般社会人にも「テクストタイプ別ライティング指導」を提供していますが、4月以降、さらに若干名を募集します。

おおまかな内容はこちらのエントリーでも紹介しました
tmrowing.hatenablog.com

初級編、中級編とも初回のガイダンスで受講者のレベルやニーズを把握し、教材や課題のカスタマイズはしていきますが、定番の課題は上記のようなものになります。

現在対応可能な曜日時間帯は以下の通り。

月曜日 13:00-19:00 ※19時以降は要相談
水曜日 13:00-17:00
木曜日 17:00-19:00 ※19時以降は要相談

講座初級、中級とも1回2時間を基本としています。
受講料はオリジナルのテキストやフィードバックも含めて、1時間当たり7500円〜10000円で、受講者のレベルや目標によって変わりますので応相談です。
オンライン講座は、個別対応、カスタムメイドです。
大学受験生に限らず、一般の方の受講もできる限り対応したいと思いますが、ミスマッチは避けたいので、まずは、リクエストをお寄せいただき、スケジュールや、ご希望の講座内容、現時点での英語力と受講後の目標などをガイダンスで確認させていただきます。
必ずしもご希望に沿えるわけではないことはご承知おき下さいますよう、お願いします。

tmrowing.ELT アットマーク gmail. com

まで、必ず氏名等素性を明かした上でお尋ね下さい。
ソーシャルメディアで相互フォローしている方でも、必ず「氏名」を明らかにしたメッセージをお寄せ下さい。
過去の受講者の声はこちらのエントリーにもありますので参考にして下さい。

tmrowing.hatenablog.com

本日はこの辺で。
本日のBGM: March (原田真二)

open.spotify.com




以上の内容はhttps://tmrowing.hatenablog.com/entry/2025/03/31/174612より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14